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Vol.2255 『NTDD2024』に向けて最終回〜いざ出陣!
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5月18日に公演があるので何となくのんびり出来ないGWでした。
渋谷に古い映画ばかりを上映しているシネマヴェーラ渋谷という映画館があるのですがハリウッド映画黄金期のラオール・ウォルシュ監督の特集を組んでいるので観に行きました。選んだのがギャング映画や犯罪映画のスター、ジョージ・ラフト主演の『Background to Danger』という1943年のワーナー映画。日本未公開のため『恐怖の背景』なんて間の抜けたタイトルが付けられていました!今から43年も前にLA旅行中にテレビの深夜劇場で観ているのですが日本語字幕入りできちんと観たいと思いました。が、大きな画面で観るジョージ・ラフトが全く魅力無くてびっくりしました。テレビやビデオではほとんど気にならなかったのに。
体が動いていない?覇気が無い?マッタリし過ぎ?ハンフリー・ボガートみたいにトレンチコートの着こなしは素敵なのに勿体ない。ま た共演陣がシドニー・グリーンストリートやピーター・ローレらワーナー映画のくせのある名優ばかりなのもラフトさんにとってはマイナス材料だったかも。帰宅して43年前の日記をチェックすると「凄く渋い作品」て偉く気に入った様子でした。
ラフトさんといえば、ラオール・ウォルシュ監督の『ハイシェラ』とジョン・ヒューストン監督の『マルタの鷹』の台本を読んで蹴ったというエピソードが笑えます。
次にオファーされて大スターになったハンフリー・ボガートが生涯ラフトさんに感謝し続けたそうです。
ジョージ・ラフトはやはりギャングでしか無かったのかも知れませんね。
そしていよいよ『NTDD2024』です。
公演が行われる劇場入りの5月17日と本番当日の5月18日は浅草名物の三社祭とスケジュールがもろに被っております。
交通渋滞などが起こる可能性もありますので早め早めに、そしてくれぐれも気をつけて浅草公会堂までお越し下さいませ。
長らくお付き合い頂きました『NTDD2024』も残念ながら最終回です。Y'sのホームページのコラム欄には締め切りがございますので。
今回の作品は淺野康子先生にとってかなり思い入れのある作品だと思います。最後の最後まで仲間と大切に踊ってゆきたいという気持ちでいっぱいです。
では劇場でお目にかかりましょう。
天野 俊哉
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