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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.2249 長澤仙明さんレヴュー公演にゲスト出演
 辻堂で淺野康子先生の野外タップダンスイベントを拝見したのち今度は新百合ヶ丘を目指しました。タップダンサー仲間の長澤仙明さんがかつて所属していた神崎順さん率いる《ファビュラス・レヴューボーイズ》に一時復帰されたのです。

 会場となった川崎市アートセンター内のアルテリオ小劇場の真向かいに広々としたレストランがあるはずなのでそこで時間をつぶそう!と向かうも何と薬局に変身してしまった。ヤバい!適当に歩き回るも会場近くにはカフェ一つ無いぞ!10分くらい歩き回るとマンションの一画にカフェらしきものを発見。アリガタヤアリガタヤ。滅多に食べないチーズケーキを注文、写真の様にかなり小ぶりですが濃厚な味で美味しかったです。これで3時間は持つだろう。

 さて、リーダーの神崎順さんはレヴュー愛が強すぎ、ご自分でレヴューグループを組んで自主公演を32回も開催してこられた凄い方。毎回日劇OBの真島茂樹さん、OSKOGの桜花昇ぼるさんをはじめ宝塚歌劇団OGの方々をずらっと揃えててんこ盛りのレヴューを演出。全32場2時間の超大作レヴューなのですね。

 長澤さんはミュージカル『20世紀号に乗って』の3月東京公演のち4月上旬の大阪公演までガッツリとスケジュールが詰まっていたはず、いったいいつお稽古したのだろう?それくらいたくさんの場面、ダンスに歌に大活躍でした。長澤さんはシアターオーブ公演の様な大きな劇場、大作ミュージカルへの出演を経てダンサーとしての華やかさが増して神崎順さんもおっしゃる通り「ひとまわりもふたまわりも大きくなって」の復帰に感じられました。またこの6年ぶりのレヴューで男の色気も増した様で、特に黒燕尾服の襟を持ち目線を斜め下におろすポーズが最高に素敵でした。ラテン・メドレーのパワフルな動きにも圧倒されましたが客席降りでは私の方に何度も何度も目線を送ってくれました。

 神崎さんのレヴュー10年の歩みを映像をバックに長澤さんを含めたメンバーの皆さんが歌い踊る場面がさらに凄かったです。毎回テーマ曲があるのもびっくりですが、そのほとんどを神崎さんが作詞作曲されたそうです。また、このコーナーを見ながら神崎さんにとって長澤さんは物凄く大切な存在だったんだな、という事を改めてビシバシと感じました。早期退団してしまったファビュラス・レヴュー幻のトップスターだったに違いありません。

 長澤仙明さんはレヴューの世界、ミュージカルの世界、タップダンスの世界、ご自身のグループのリーダーの世界、そしてお兄様とのダンススタジオのインストラクターとして等、エンタテインメントの様々な分野で縦横無尽に活躍されてますが今後はどこを中心に向かわれるのでしょうか?とても楽しみにしております。

天野 俊哉



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