TAP DANCE LOGO
INSTRUCTORS
STUDIO : 戸塚スタジオ
NETWORK
SCHEDULE
EVENTS
COLUMNS
DANCE TEAMS
LINKS
OUR MASTER : 佐々木 隆子
COLUMNS

Vol.224 ロナルド・レーガン生誕100年
 昨年は生誕100年というのが絵になる映画人がたくさんいたのですが、1911年生まれの有名な人を探していたら・・・出てきました、ロナルド・レーガン。しかも2月6日生まれなので、ちょうどタイムリー。今回は彼にスポットをあててみます。
 アメリカの第40代大統領(1981〜1988)も私が映画を見始めた頃は、ロナルド・リーガンというワーナー映画のそれほどでもない俳優でした。彼には「嵐の青春」という良い作品があって、そのドラマティックな演技は今でも記憶に残っています。彼の不運は、それ以外のほとんどの作品が駄作であること。ワーナーも彼を本気でスターとして育てようとしてはいなかったと思われます。彼の最大のそして唯一の魅力である笑顔は、単純なミュージカル映画では役立っており、「This is the Army」や「She's Working Her Way Through College」ではキラリと光っていました。ただ、歌うことも踊ることもできないので、ミュージカルシーンでは観客といっしょにそれを眺めているだけでしたが・・・
 映画界では埋もれてしまった個性を政界に移して利用したことで、大統領まで昇り詰めてしまったのは、もう「アメリカン・ドリーム」の象徴のような人ですね。レーガンが大統領選に出馬した頃、対抗馬によって、俳優時代のある映像が盛んに流されました。ひとつは「Bedtime For Bonzo」というつまらない映画で、主役の猿にミルクを飲ませるレーガン。もうひとつは軍人役のレーガンが「あわててズボンを履いてベルトをしめるけど、何度やってもうまくいかない」NGシーン。実にみっともない姿。今回はその写真を載せました。

天野 俊哉

写真 上から
チャーミングな笑顔の元大統領
ミュージカル・シーンを眺めるだけの元大統領
不名誉な演技の元大統領
不名誉な姿の元大統領





Copyright 2005 Y's Tap Dance Party. All rights reserved.