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Vol.2236 昭和にタイムスリップしたかのような宿
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こんにちは。Y's取材班です。
昭和のオッサンが現代にタイムスリップしてしまうという、あざといにもほどがあるドラマが面白かったらしくて、先生は録画してまで見ていました。
昭和と言えば、その宿はまるで昭和にタイムスリップしてしまったかのようで、“昔ながらの温泉旅館”といった風情です。
ガラガラッと両開きの格子戸を開けると、赤いカーペット張りの床が目に鮮やか。ちょっと苦手なあの茶色いスリッパに履き替えてロビーを進むと、そこかしこが昭和のグッズだらけです。どなたの趣味なのか大女将に訊いたところ「『楽しんでもらえれば』と思って、息子が子供の頃のゲームやおもちゃを元売店のショーケースに並べたら話題になったので、ポスターやレコードなども追加収集した」んだそうです。宿の風情とグッズが絶妙にマッチしていて、昭和レトロを感じさせてくれます。
宿本来のウリが銘石の岩風呂です。大浴場で一緒になった宿の大旦那によると、銘石とは「珍重されて特定の名(銘)が付けられた石のこと」だそうで、加工されていない採掘されたままの姿の銘石たちが見事に積まれていて、一つの景色になっています。
純粋100%の天然温泉は無濾過、無塩素、無加水で“ギュッと縮むくらい”かなり熱めです。それ程熱くないジャグジー風呂の小浴場と殿方ご婦人時間交代制です。
さて、スッキリ汗を流した後は、宿のもう一つのウリ、部屋での夕食です。地元のクラフトビールで喉を潤していると、若女将と志村けんさんがコントで演じられていたようなベテランの仲居さんが、肉と海鮮をメインに物凄い品数の料理を次々に運んできてくれて座卓が一遍に埋め尽くされました。朝食も同様に凄かった。
いろいろな意味で“おおらかな昭和”が味わえるコチラの宿は、ワンコと一緒に泊まれるのもうれしいです。
Y's取材班
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