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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.2215 長澤仙明さんのダンス公演に潜入しました(2024年1月)
 タップ・ダンサー仲間の長澤仙明さんがバレエ・ダンサーでお兄様の長澤風海さんとの初めてのプロジェクト《WIND LIGHT PROJECT》を立ち上げ、そのこけら落とし公演『〜Dance Espressivo〜 re;present』が1月に中野のザ・ポケットで開催されました。構成と演出を担当されたのが長澤さん兄弟とは縁の深いDIAMOND☆DOGS(以下D☆D)の小寺利光氏。

 私にはD☆Dや長澤さん兄弟推しの女性ファンの知り合いが数名おりますので初日の状況を探りましたら「カザミン」とか、「のりちゃま」とか、「新しい推しが見つかりました!」とか摩訶不思議な情報がたくさん寄せられ、私は一気にパニクってしまいました。当日、前から2列目に着席しますと隣の席に座っておられる女性コンビがやはり「カザミン」とか、「のりちゃま」、「小寺さんが演出ね」、とかを連発するのでびっくりしてしまいました。さらに「会場周辺での入り待ち、出待ち」に対する注意するアナウンスが流れました。一応のりちゃまとは友人な立場の私は「熱烈なのりちゃまファンにどつかれるのでは?」とかなりビビってしまいました。開演前既に私は違和感と劣等感を感じてしまいました!

 「描くものが見つけられない画家の青年はモチーフ探しの旅にでる。」
 この青年を演じるのがARTN TAPDANCE STUDIOの若きホープの谷澤和真さん。タップダンスだけでなく物凄く踊れる事を今回初めて知りました。そして指先の動きまでが繊細。長澤さんや谷澤さんのいるタップ界の将来は超明るいですね!
 前半45分間このショート・ストーリーをダンスだけで見せてゆくのですが、谷澤さん以外の7名のダンサー達に定まった役柄はなく様々な個性を持って舞台に現れ、様々なスタイルで踊りまくるのです。彼らの跳躍力がもう超人的すぎてまっ青になりました。
 舞台後方に階段の付いた高台が組まれダンサー達は縦横無尽に動き回ります。D☆DのTAKA氏のオリジナルの音楽、ジプシー音楽の様なギターの演奏が心地良く初めて聴くのに自然と乗れてくる。長澤風海さんと加賀谷一肇さんが赤と黒の対照的な丈の長い衣裳を着て登場、スペシャルティー・ダンサーの様な存在で独特のオーラを醸し出していました。一方の仙明さんはそんなメインキャストをフォローする立場にまわって凄いエネルギーで最高のダンステクニックを見せてくれました!この人って凄い!と飯を食べている時の仙明さんとはまるで別人すぎ、もう尊敬のまなざし?
 さらに今回の公演で驚いたのはその衣裳のデザインを始め、どんな荒技にも耐えうる生地の質感、噂によるとかつてD☆Dで使われていた衣裳をカザミン!さんが貰ってきた物とか。かなり凄い造りでした。

 続いて後半戦に突入の模様。個性的な8名の皆さんがそのダンスと隠された技を披露しまくるバラエティータイム。
 1人舞台に残った風海さんのタンゴの曲でのソロ。風海さんはこうした舞台の空間を埋められる方なのですね。《カザミン》なんかじゃない!私は心で叫びました。どちらかと言うとクールな風海さんに対して明るいキャラの仙明さんは谷澤さんとのタップで場内を盛り上げ、加賀谷さんはジャズダンスでシャープな動きを。3人のバレエダンサーはそれぞれの素敵すぎる衣裳で見事なピルエットを披露、さらに客席でストレッチ等も見せてました。新井さんは体操選手姿で得意のアクロバット芸を。そこに現れた応援団が爆笑物でした!最後に再び風海さんが登場し静かなソロで公演を締めくくりました。

 手に汗握る75分間ノンストップの男性8名だけのダンス公演。お稽古たのしかったのでしょうね。また製作エピソード等をたっくさん聞かせて頂きたい物です。
 仙明さん、ご出演のみなさまお疲れ様でした!

天野 俊哉



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