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Vol.216 旅のコラム 箱根めぐり編
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年明け早々に箱根湯本の温泉と定番の観光スポットめぐりに行ってきました。去年がんばった自分へのご褒美です。
箱根駅伝の復路をすれちがいに応援して、午前中にホテルに到着。今回はクルマを預けてフリーパスで移動することにしました。先ずは箱根登山鉄道で強羅まで。朝が早かったので、お腹がペコペコ。これ以上は動けそうもないので、お蕎麦屋さんに入りました。「あっ、ラーメンがある!」と思った時には、もうたのんでいました。おせち料理もちょっと飽きていて、ちょうど食べたいと思っていたんです。見た目の濃さとは裏腹にあっさりさっぱりしたスープは箱根地鶏のガラからとったもの。チャーシューは箱根山麓豚。麺とスープは箱根の天然水を使っているそうで、とってもおいしかったです。後で知ったんですが、お蕎麦屋さんが作るこだわりの人気ラーメンだそうです。
さて、お腹も満たされたので再出発!ケーブルカーで強羅から早雲山まで。そこからロープウェイで大涌谷に向かいました。大涌谷駅では“ロープウェイ福袋”なるものが売られていました。あの先生がコレを見たらどんな反応をされるのか、ちょっと気になりました。それから駅員さんの制服を着て記念写真が撮れるコーナーもあって盛況でした。
大涌谷に着いてビックリしたのは、洋の東西を問わず外国人観光客がとても多いことでした。接客のためでしょうか、売店でもいろいろな国籍の店員さんが働いていて、いろんな言語が飛び交っていました。
「一個食べると七年寿命が延びる」という触れ込みの真っ黒な温泉たまごは一袋6個入り500円也。全部食べたら四十二年寿命が延びる計算です。縁起物なのでその場で1個だけ食べて、あとは両親へのおみやげにしました。
再びロープウェイに乗って終点の桃源台に。そこから海賊船の最終便で芦ノ湖を縦断して、元箱根から湯本入口までは路線バスで移動です。運転手さんは余程慣れているのでしょう、つづら折りをかなりのスピードで、鼻歌でも聞こえてきそうなくらい涼しい声でアナウンスをしながら下って行きます。この日に乗った乗り物の中で一番スリリングでした。寿命が七年くらい縮んだかもしれません。
あらためてホテルにチェックイン。さっそく露天風呂に入りました。去年の疲れが流されてゆく気分です。正月特別料理を味わいながら乾杯!至福のひとときです。深く眠れたようで、朝まで一度も起きませんでした。
さて翌朝。朝風呂の後に和洋朝食ビュッフェを楽しんで、その後はおみやげコーナーで軽くお買い物。フロントが混み合う前にチェックアウトして、この日はクルマで行動です。先ずは元箱根まで。ナビには早くも渋滞が表示されていたので、ハマる前に駐車して徒歩10分程で箱根神社に。いつ来ても壮大なスケールに圧倒されます。
お参り後は湖畔を20分程歩いて恩賜箱根公園に行きました。湖畔展望館がある丘まで上ると芦ノ湖、箱根山、駒ヶ岳が一望です。晴れてはいたんですが、富士山はちょうど雲がかかってしまっていて見えませんでした。
たくさん歩いたので早くもお腹がペコペコです。箱根関所の向かいにある人気のセイロ膳のお店に行きました。箱根山麓豚と銘柄鶏、伊豆野菜や箱根の食材がたっぷり楽しめて最高でした。
お店を出ると、さっきはお腹が空いていたから気がつかなかったのかな、地面にカラーレンガが埋め込まれていました。さっき公園から見た景色に似た景色が描かれています。晴れている時はこんな風に富士山が見えるんですね。
関所付近を散策していると、程なく運転手付きのクルマが到着。渋滞を避けて箱根峠から箱根新道に上がって一気に箱根口まで。そのまま西湘バイパスを通って国道1号線で家路につきました。
じゅうぶん心身がリフレッシュできました。さあ、今年もがんばるぞ!
淺野 康子
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