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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.2155 「ON STAGE 2023」に向けて 靴紐を取り替えました
 こんにちは。Y's取材班です。
 さて、靴紐が切れると「縁起が悪い」とか「不吉の前兆」などという迷信がありますが、コレは江戸時代に棺桶を墓場まで運んだ後で悪霊に取り憑かれないように、履いて行った草履や草鞋の鼻緒を切って処分して新品に履き替えてから家に帰るという風習があったそうで、ソレが現代で鼻緒から靴紐に受け継がれたことでそんな迷信になったようです。
 またスピリチュアル的な解釈では、靴紐が切れた時は「失敗する可能性がある」という警告的な要素を持っているそうです。
 迷信は信じないし、靴紐が切れても切れなくても失敗する(振りを間違える)のでどちらも気にしませんが(「気にして!」と先生に言われそうですが)、以前に出番直前の舞台袖で切れたことがあります。踊っている最中にほどけないようにしっかり結び直そうとグッと引っ張たら、ブチッとイッてしまいました。「えーっ!今?」。慌てて切れた同士を結んで踊りましたが、紐の締まり具合がしっくりしなくて全く集中できずにボロボロでした。準備不足の自分に腹が立つやら、お客さんに失礼やらで大いに反省。それ以来、本番前には取り替えるようにしています。
 「だからみなさんも準備はしっかりと」などという教訓めいたことではなくて、タイミングが良ければスタジオにストックがあるので、必要な方は担当の先生に訊いてみてください。っていうただソレだけのことなんですが、どうでもよかったですかね。

Y's取材班



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