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Vol.2148 『2023川崎タップフェスティバル』ソロコンテスト審査員(そのA)
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今年で15年目を迎える藤川誠さん主催の『川崎タップフェスティバル』名物の《タップダンス・ソロコンテスト》で審査を担当させて頂きました。
『川崎タップフェスティバル』のホームページには近年自分のお気に入りの写真を掲載して頂いたのですが、プログラムにはサイズが合わないとかでいつもながらの黒燕尾服の写真となりました。こんな時の為にキチンとしたポートレートが必要なのですね、反省。
さて本題に入らなければ。
ソロコンテストは11:30から14:30までの長丁場です。審査員が1人30点ずつ、そして200名近い観客の皆さんが1人1点ずつお持ちになります。私の見たところこの観客点というのが最終的には勝敗を左右するような気がしましたがいかがな物でしょうか?
開演時間になり藤井りさこさんの司会により舞台上で私たち審査員の紹介からスタート、舞台袖で懐かしい音響の小田さんからハンドマイクを預かります。挨拶のち舞台後方の審査員席に移動。スタンバイします。
まずは《子供の部》から。
担当されてるタップダンスの先生が的確な選曲と振付で無駄が無い、さらにお母様方の知恵を絞った衣裳によって効果てきめん。男の子達に存在感があるようなきがしましたが、最後の方にしっかりステップを踏んだ男の子がややリード。
続いて《学生の部》が始まります。ここからは自作自演が増えるので何が飛び出すか分からない!審査にも力が入ります。やや大人びた男子が多く踊りも頼もしい印象。ジャズの名曲とマイケル・ジャクソンのナンバーを丁寧に踊った女の子2人が強かった。
《大人の部》はベテランのプロのタップダンサーの方からスタート。二番手以降の流れが心配でしたが全く動じないで落ち着いた作品を見せてくれました。シアタースタイルの女性の笑顔が客席を圧倒していました。ラストは関西から三度目の挑戦の男の子でした。
ここで15分の休憩の後舞台上でトークコーナー、藤井りさこさんがユーモア交えたMCぶりで私たちも何とかこなせたかな?とは言えこの時間は開票作業の為のもの、こちらも何となく落ち着かない。
そしてコンテストの発表と賞の授与式、この時初めて私たち審査員が賞を渡す役であることを聞きました!焦った!
アカデミー賞のプレゼンターと同じですが、受賞者を読み上げた後にメダル、賞金、花束を渡す段取りはぶっつけでした。子供さんも学生さんも「えっ?わたし?まさか?嘘でしょ?どうしよう!」みたいな受賞者が多かった。学生さんの中には逆にグランプリを目指していて受賞出来ず悔しそうな表情の子もいて「来年こそ頑張ります!」みたいな熱いコメントをしていました。
最後の大人の部では過去2回3位の中川三郎賞の受賞だった関西からの男の子が準グランプリに、それでも「来年(グランプリ目指して)頑張ります!」とギラギラされていました。頼もしい!
さて、彼のような地方の方は東京まで身内や仲間を呼べないから観客票が集まらないから難しいのでは?という私の考えは今年のグランプリ受賞によってくつがえされました。グランプリ受賞者の女性は何と札幌でタップを指導されてる方、佐々木隆子先生を思わせるバックダンスのステップをキレイに聴かせて、赤いワンピース姿で回転するたびにスカートが舞う計算までされているクラシカルなシアタースタイルでした。そして、上手からフェードインしてから挨拶して下手にフェードアウトするまで素晴らしい笑顔でした。
川崎タップフェスティバルのソロコンテスト、みなさまお疲れさまでした。この歳になって審査員を経験させて頂けるなんて感謝しかありません。ありがとうございました。審査員楽屋で藤川誠さん、SAROさん、三寺郷美さんとたくさんお喋り出来たのも楽しかったです!
来年はチケットをゲットして客席から見学したいです。
※写真の掲載は承諾を得ています。
天野 俊哉
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