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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.2141 佐々木有子さんファミリー大活躍
 目黒パーシモンホールで開催された佐々木有子さんのタップダンス公演『SPF』に初めてうかがいました。現在私の大田区の教室にみえてる生徒さんが有子さんのお母様とご友人との事で、そちらからの情報です。

 有子さんは前ネットワーク時代に橋爪麻美さんの渋谷教室にお母様の久美子さんとタップダンスのレッスンにみえていました。まだ小学生の頃ですね。ミュージカル『アニー』に出演されたり、佐々木隆子タップダンス・スタジオの貴重なイベントには親子で参加されたりしてました。
 その後、成長した有子さんがミュージカルの振付の仕事をされた時に観劇するチャンスがあり「凄い才能だなぁ」とびっくりしたものです。
 また、タンゴ・ダンサーとしての一面もあるようで、ご主人とペアで踊られてるとか。私はご主人の佐々木信彦さんと1991年と1995年の『ナショナル・タップ・デー』でご一緒しているのですが、最初はラフィング・キャッツ、次はマジョリカというジャズダンス・グループの方でしたので残念ながらご縁がありませんでした。ちなみに有子さんとお母様も揃って『ナショナル・タップ・デー』にご出演して頂いた事がありましたっけ。

 さて、私は有子さんが現在どのようなスタイルでタップダンスを踊ったり振付をしているのか全く知らない浦島太郎状態で『SPF』公演にうかがいましたので、ダイナミックなリズム・タップを踏む有子さんの弾けぶりにただただ感心してしまいました。同じようにお弟子さん達のクオリティの高さにもがく然としました。また、ゲストの日本タップダンス界の鬼才、SAROさんがご自身のお弟子さんを従えてのアカペラ作品も素晴らしかった。さらに有子さんとSAROさんのトークから長年のあたたかい友人関係を感じました。有子さん喋ると昔と変わらないのですね!いやあ、トークも素敵でした!

 そんな有子さんのクオリティの高い振付作品にしっかり参加されていたお母様の久美子さん。かつて佐々木隆子先生時代はスカートとハイヒールのスタイルで笑顔振りまいてシアター・スタイルでタップを踊られていた方が有子さんのお弟子さんと同じ難しくてハードなステップを完璧にこなしておられてました。中にはバスター・ブラウンの名作“ローラ”も含まれていたのですからびっくりです。

 そしてこの日舞台デビューしたのが久美子さんのお孫さん2人。開演前に舞台に登場しての前説ではしっかりした声で観劇のご注意等を、こんなカワユイ声なんですね。
 そしてダンスナンバーは“アダムス・ファミリー”。衣裳やメイクまで本格的で有子さんらしいリアルな雰囲気の作品。
 上のお孫さんは有子さんと、下のお孫さんは久美子さんとペアを組んで楽しそうでした!お孫さん2人共有子さんの子供の頃によく似ている。そうか、これはタップダンス3世代共演なんですね。思わずウルウルしてしまいました。

 佐々木有子さんがSAROさんDOJIさんと新しいタップダンスの祭典を今年からスタートした話題に魅力を感じました。日本タップダンス界の中堅のこの皆さんのご活躍をこれからも注目したいと思います。

 みなさまお疲れ様でした!
 また来年もうかがいたいです。

 ※写真の掲載は承諾を得ています。

天野 俊哉



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