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Vol.2121 「NATIONAL TAP DANCE DAY 2023」を終えて
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ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
お花や差し入れをありがとうございました。
おかげさまで無事に終演いたしました。
今回Y'sは2演目14人で臨みました。“Jewels Swing”はY's設立当初に作った振付をアレンジして、初めて私抜きで挑戦しました。最初に踊ったメンバーは一番年下だった日果里ちゃんしかいない。その彼女が今はリーダーの一人として活躍してくれています。時が経つのは早いなあとつくづく思います。
この作品は細かいステップが多い群舞なので揃えるのが大変でしたが、みんながんばってくれました。衣装も初めは黒のスーツを考えていたのですが、考えを180度変えて白ジャケットと黒パンツにしました。女性の赤いスパンコールのキャミソール丈やジャケットの袖長さなど本番ギリギリまでこだわって調整しました。劇場リハーサルでの照明チェックで白いジャケットに赤いキャミソールが映えていて、「この組み合わせで正解」と感じました。
もう1曲の“嵐の中の恋人たち”はY'sの作品としては珍しくソロパートからスタート。その後のジャズの振りなどをメンバーに任せて全体の構成を私がまとめるという、これまでにない作品作りに挑んでみました。
本番1か月前にメンバーが1人出演できなくなり、代わりに驚異的な稽古をしてもらったメンバーがいました。まわりのサポートの力もありますが、なにより本人の努力が凄かったです。文字どおり本番直前まで練習していました。いろいろな意味でこの曲は本当にみんなで作り上げた演目でした。衣装も白いスカーフのようなイメージにしたいと伝えたら、日果里ちゃんがそれらしいものをすぐに探してくれて決まりました。
オープニングナンバーは天野、大と私の3人で参加させていただきました。コロナ対策のために振付は映像で覚えるというリモート方式でした。
華やかなオープニングをめざして女性の衣装もカラフルにしたいとのことでRAG DANCE STUDIOのなつ先生が全体のカラーバランスを調整をしてくれました。大変な作業だったと思います。ありがとうございました。私の青いドレスは自前衣装をメンバーの三川さんがリメイクしてくれて、丈をカットした生地で頭の花飾りまで作ってくれました。オレンジ色に変更になった日果里ちゃんは微妙な色違いを2着購入する念の入りようでした。私は藤川先生とペアでした。リズム劇場以来、久しぶりで楽しかったです。穴田先生、素敵な作品をありがとうございました。
若手の成長、初参加と中堅のがんばり、そしてベテランのサポートが一体となったチームワークを感じることができてうれしかったです。
さあ、次は4年ぶりに開催する9月24日(日)の第13回発表会「ON STAGE 2023」です。今度は生徒のみなさんのためにがんばります。楽しく踊りましょう。
淺野 康子
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