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Vol.2111 男性限定コラム 定位置
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こんにちは。Y's取材班です。
「やっと目が覚めたのねカルバン。9時間も眠りっぱなしだったのよ」
「カルバン?なぜボクのことをカルバンって呼ぶの?」
「あなたの名前でしょう?下着に書かいてあるわホラッ、“Calvin Klein”って」
SF映画の名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)での、マイケル・J・フォックスと若き日のお母さんとの有名なギャグで、マイケルがパープルのボクサーパンツを穿いていますが、貴男はボクサーパンツ派(ブリーフ含む)、トランクス派のどちらでしょう?私はビジネスとレッスンの時はボクサーパンツでピシッと定位置に、それ以外はトランクスで解放してあげています。今風に言えば“下着の二刀流”です(バカですね)。
さて、人にもよると思いますが、私は定位置にとても敏感で、向かって70〜90°の範囲が定位置なんですが、左にならまだしも90°を越えて右にズレるとホントに気持ち悪いです。紳士たるもの、人前でむやみに直せないので右キックのマネをしたり、階段で右脚だけ一段飛ばししたりしてなんとか位置修正しますが、ズレて一番困るのが女性の生徒さんと一緒のレッスンの時です。階段は無いし、キックしても直らない時は最終手段、後ろを向いて左手で水を飲んだり汗を拭くと同時に右手でグイッと押し直すしかありません。でも何度もズレたり直したりを繰り返すのも面倒だし挙動不審ですよね。そこでハッと閃きました。「チョットでもズレるから気になるんだ。始めから“ズレなければ”イイんだ!」。発想の転換です。ボクサーパンツを脱ぎ捨て、トランクスでレッスンに臨みました。見事に的中、ハナから自由の身なので全然気になりません。ただし、ランニングステップの時などは左右フックを連打されているような状態になり、自分が弱いボクサーにでもなったような気分でちょっとイヤです。しかしコレも鍛練、打たれ強くなれるようにがんばります。
はたしてタップ界の男性陣はボクサーパンツ派、トランクス派のどちらが多いんでしょう?天野先生に頼んで『NTDD2023』の楽屋でアンケートしてもらおうかな。でもコレも個人情報ですから、公開はNGでしょうね。
※先生にはナイショでコッソリ載せたので、もし貴女がコレを読まれても「先生、こんなコラムが載っています」などと報告されないでください。そしてもし貴女が巷でキックのマネをしたり、階段を一段飛ばししている殿方を目の当たりにしたら、「あっ、ズレたのね」と、あたたかい目で見守ってあげてください。よろしくお願いいたします。
Y's取材班
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