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Vol.211 季節のコラム 2010年クリスマス編
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今年のクリスマスイブはホテルで迎えます。と言っても、ロマンチックなクリスマスプランではなく、「2010年の東京リズム劇場」浜松公演の前乗りのためです。周りからは「暮れまでたいへんだね」と言われますが、すばらしいスタッフとキャストのみなさんと暮れの、しかもクリスマスに舞台に立てるのですから、こんなにしあわせなことはありません。自分が置かれている立場に感謝して、思う存分踊ってきます。
クリスマスと言えば、12月25日は可愛い甥っ子の誕生日。「クリスマスに生まれたから『聖哉』がイイんじゃない?」「どうせなら『クリス』にしよう!ハーフみたいでカッコイー!」などと無責任なことを言ってた頃から早一年。子供の成長を見ていると(たまにですが)、一年が経つのは本当に早いですね。ちなみに定期検診に行くたびに「バスケットボールの選手か相撲取りにしなさい」と言われる程縦にも横にもスクスク育った超健康優良児のその甥っ子は「真吾」と名付けられました。彼と13歳のお兄ちゃんと10歳のお姉ちゃんの三人に会うことが一番の楽しみなバカ伯母、じゃなくて伯母バカです。
話が逸れましたが、そんな訳で24、25日は浜松にいるので、少し前倒しでみなとみらいのクリスマス・イルミネーションを観に行ってきました。最後に穿いたのはいつだったか思い出せないくらい久しぶりにスカートを穿いて、ちょっとだけおしゃれしました。動く歩道の右手に広がる夜景を見ながらランドマークプラザへ。H&Mを見るのも久しぶり。衣裳に使えそうなデザインがけっこうあります。「コレは使えそう!」「何着あるかな?」「サイズはどうだろう・・・」。気がつくと仕事モードなっていて、思わず苦笑。
お店を出ると1Fに飾ってあるクリスマスツリーのベツレヘムの星が見えます。1Fに下りて近くで見るとスワロスキー製のそのツリーはシンプル&ゴージャスでとてもきれい。オトナの雰囲気です。しばらくすると周りの照明が少しおとされて音楽が流れ始めました。キマグレンの「LIFE」です。曲に合わせてイルミネーションが点滅したりリング状に上下したり、色が赤や青のグラデーションに変わったりしてフルコーラス楽しませてくれました。どのパターンもきれいだったけど、一番すてきに見えたのはシンプルな白かな。
日本丸の前を通って貨物車両鉄橋跡へ。左手にみなとみらいの夜景が東西方向に広がっています。橋もイルミネーションで飾られていて、とてもきれい。
橋の向こうにワールドポーターズが光っています。二年前のちょうど今頃、姪と一緒に「FANTASTIC XMAS」にご出演されたSOUND KISSのステージを観に来たことを思い出しました。
イタリアンを楽しんで外に出ると、ワインで軽く火照った頬に冷たい空気が気持ちいい。
わずかな時間でしたが、とても充実した気持ちになれました。浜松公演に向けて、そして早くも来年に向けてやる気まんまんです。がんばるぞ!くっきり浮かんだ月を見上げて小さくガッツポーズ。あっ、月と言えば、来年はうさぎ年ですね。
淺野 康子
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