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Vol.2098 長澤仙明さん出演『アニー』30年ぶりの観劇
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タップダンサー仲間の長澤仙明さんが出演されるミュージカル『アニー』を初台の新国立劇場・中ホールまで観に行きました。
私が青山劇場で最後に『アニー』を観たのが1993年の4月なので実に30年ぶりの観劇となりました。その年はタップダンスの指導スタッフとして関わっていたので純粋に観客として着席したのは今回が初めての経験。場内は親子連ればかりのアットホームな雰囲気で、男性の1人だけでの観客は珍しそうです。10列目中段のとても観やすい席を用意して頂けました。
普段なら絶対に買わないであろう2000円の高価なパンフレットまで購入しちゃいました。長澤さんの写真と紹介文を何度も繰り返し読んでページをめくると初演の1986年から2023年までのキャスト一覧表というのがたっぷり掲載されており、懐かしい名前がどっさり、もう目がクギ付けです。みんな元気でいるのかな?私の頭にある彼女達は30年も前の姿だから今すれ違っても絶対に分からないのでしょうね。このパンフレット一気に元が取れましたね!ありがたやありがたや。
私が絡んだ『アニー』はバブル期の青山劇場での作品なので上演期間も、観客数も、スタッフ数も、キャスト数も、そしてオーケストラの楽士の数ももっともっと多かったはず。しかも青山劇場名物のセリが物凄い効果を上げていました。
犬のサンディーもお馴染みだった大型犬のオールドイングリッシュシープドッグから、今回は少し大きめのトイプードル君でした。中々芸達者な家康という名前のワンちゃんで段取りをミスる事なく場内をヤンヤわかせていました。
子供が主役のミュージカルなので大人のアンサンブルをじっくり見る日が来るなんて!長生きするものですな。長澤さんはホームレス、街のホットドッグ売り子、街のダンサー、従僕、ルーズベルト大統領の補佐官、ラジオショーの芸人などを衣裳を取っかえ引っかえ次から次に登場するのでびっくりしてしまいました。レヴューの舞台で鍛えた上品な立ち姿、歌うときのあたたかさ、バネのあるジャンプ、見どころ沢山ですよ。夏場の地方公演がありますからね、長澤さんファンの方には何度も通うことをおすすめいたします!お疲れ様でした。うかがって良かったです。
天野 俊哉
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