TAP DANCE LOGO
INSTRUCTORS
STUDIO : 戸塚スタジオ
NETWORK
SCHEDULE
EVENTS
COLUMNS
DANCE TEAMS
LINKS
OUR MASTER : 佐々木 隆子
COLUMNS

Vol.2091 フロントガラス修理リポート 着工篇2
 こんにちは。Y's取材班です。
 「クルマの修理なんか興味ないのにスルーしないでいるけど、コレッていったいいつまで続くんだ!」と、天野先生風に言えば皆様のブチ切れそうなお顔が浮かびますが、修理作業もいよいよ佳境に入りましたので、せっかくここまで読んでくださったのなら、もう少しだけお付き合いください。

《窓枠》
 黒く写っている古い接着剤が除去されて、一見すると錆の状況は大したことなさそうですが、赤い矢印で示す金具を外すと、著しい腐食による錆の発生と欠損が露わになりました。ガラス修理ショップの店長とファクトリーの社長の推察どおり、この錆の膨みによるフロントガラスへの応力が割れた原因であることが判明しました。錆の除去と欠損部の再生⇒防錆処理⇒ガラス貼り付け面のフラット化⇒再塗装により、窓枠全体がキレイに甦りました。

《ダッシュボード裏側》
 ファクトリーの社長曰く「腐食部をしっかり修理するためには電装屋さんを呼んでダッシュボードを外さなければならない」とのことで、ダッシュボードが外されました。窓が無い状態と同じくなかなか見る機会がない状態です。こちらも一見すると社長が言う程、大したことなさそうに見えましたが、接続部の塗膜面を剥離すると凄まじい腐食が露わになりました。さすがプロの推察どおりです。錆の除去と欠損部の再生⇒防錆処理⇒再塗装により、こちらも見事に修復されました。
 右側程ヒドくはありませんでしたが、左側の窓枠とダッシュボード裏側にもほぼ同様の作業が実施されました。

《レインドリップモール周辺》
 意外だったのが左右リアウインドのレインドリップモール(雨どい)周りの状態でした。「このまま腐食が進むと致命傷になりかねない」程の重症度で、今回の防錆処理はあくまで応急処置とのこと。「本格的に修理するにはルーフを切って内側から作業する必要がある」そうで、そこまで行くともはや修理の枠を超えてレストア(復元)の域に踏み込みそうです。実は運転席のフロアにも地面が見えるくらいの孔が開いていたり、他にも大小様々な問題が発生しているので、今後どこまで手を入れるのか、時間やおサイフと相談しながら検討しようと思います。
 クルマ好きの方から言われる「贅沢ですね」の意味を、今回の修理であらためて実感しました。

 数日後、ガラス修理ショップの店長からガラス装着完了連絡があり、更にその数日後、旧車ショップの社長から修理作業完了&車検整備工場入構済み連絡が入りました。その日は車検満了日でした。

 もう少しだけつづく

Y's取材班



Copyright 2005 Y's Tap Dance Party. All rights reserved.