|
|
| | |
|
|
|
|
| | |
|
Vol.2057 もうすぐ生誕100年ポール・ニューマン〜ハリウッドの反逆児と呼ばれて@
|
|
1925年生まれの名優ポール・ニューマン。私が映画ファンになった1970年代既に大スターだった人、なのにアカデミー賞を受賞していない事で有名でした。ポール・ニューマンのアカデミー主演男優賞受賞は映画デビュー20年後の1986年でした。
ポール・ニューマンの代表作は西部劇『明日に向かって撃て』、そしてバート・バカラック作曲の主題歌“雨にぬれても”が有名です。軽くてノリの良いリズムがタップ・ダンスにピッタリな事からタップ仲間の松本晋一さんやY'sの池袋教室で阿部久志さんのアシスタントをつとめる富永美智子さんがソロ・ナンバーとして舞台で踊ったほどです。また“雨にぬれても”は2018年夏の宝塚花組の野口幸作氏演出のショー作品『BEAUTIFUL GARDEN』にも登場して柚香光さんが傘を持ってタップダンスっぽい振付で踊ったので記憶に残っています。
さて、ポール・ニューマンはマーロン・ブランド、ジェームズ・ディーンと同じ時代にニューヨークの演劇界の名門アクターズスタジオで学んだ実力派舞台俳優で、ブランドとディーンに遅れてハリウッド映画入りしました。既に大スターだったジェームズ・ディーンが自動車事故で亡くなり、彼の為に企画されていた『傷だらけの栄光』(1956)の主役がポールにまわってきました。ポールはベテラン監督にもの申す《ハリウッドの反逆児》とレッテルははられましたが、1960年の大作『栄光への脱出』に堂々の主演でスターダムに登りつめました。
実を言うと私は昔からポール・ニューマンに興味の無い人間で2008年に83歳で亡くなった時も追悼コラムを書きませんでした、いや書けませんでした。さらに『明日に向かって撃て』以前のポールの主演作品はビデオもDVDも持っていないので10代の頃に書いていた私の映画日記からポール・ニューマン作品の感想文を転載させて頂こうと思います。
アシカラズ。
天野 俊哉
|
|
|
|
|
|
| | |
|
|
|