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Vol.2021 最高の組み合わせ
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こんにちは。Y's取材班です。
近石真介さんといえば、映画『猿の惑星』シリーズのコーネリアスや日テレ系列バラエティー『はじめてのおつかい』(1991年〜)のナレーションも印象深いですが、私の中で最高の吹き替えの組み合わせといえば、ジャック・キャシディと田口計さんです。人気TVドラマ『刑事コロンボ』で初めてこの組み合わせを観た時はニヤッとしてしまいました。このお二人って、ちょっと似ていませんか?キャシディは同番組に3回メイン出演していて、どの役も傲慢で憎ったらしいワルぶりが最高です。その印象が強烈過ぎて、せっかく『奥さまは魔女』に上品な貴族役で出てきても全く馴染めませんでした。
一方の田口さんは現代劇時代劇にかかわらず多くの悪役を演じられた大ベテラン俳優で、声優としてもキャシディより断然有名なケーリー・グラントやマーロン・ブランドなどの吹き替えを担当されてきましたが、これらのご活躍でピンと来ない方でも、同じく悪役名優 川合伸旺さんとの飴ちゃんのCM
「越後屋、おぬしもワルよの〜う」
「いえいえっ、お代官様程では」
「(二人見つめ合って)ワ〜ッハッハッハッハァ」
の人、といえばピン!と来るのでは?
キャシディと田口計さんの組み合わせでニヤついたもう一つの理由は、キャシディが『刑事コロンボ』3回目の出演で演じた魔術王ザ・グレート・サンティーニと田口さんが『怪奇大作戦』で演じられた天才奇術師 一鉄斉春光(怪盗キングアラジン)が似ていたからです。
洋の東西を問わず勧善懲悪モノの面白さは悪役のワルっぷりに掛かっているとも言えるので、お二人が残した功績はとても大きいと思います。悪役バンザ〜イ!
Y's取材班
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