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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.2018 TRBタップダンススタジオ20周年記念発表会(2022/9/19)
 穴田英明さん、松本晋一さん、そして富田カオリさんをはじめとするインストラクターの皆さま20周年おめでとうございます。

 2002年のある日、タップダンサー仲間兼飲み仲間の穴田さんが岩本町なるオフィス街に突如タップダンスのスタジオを作ってしまった事が昨日の事の様です。あまりにあっという間でしたので、その行動力に我々仲間はあ然としたものです。
 もし岩本町のスタジオが無ければ、今や伝説となった『東京リズム劇場』(2003年〜2019年)も『第3期ナショナル・タップ・デー』(2007年〜2018年)など日本タップダンス界数々の歴史的出来事は起こらなかったはずです。
 個人的な事では、2007年の1月プランタン銀座にあったカルチャー教室からああだこうだと因縁をつけられ生徒30人共々追い出された時に「ぜひTRBを使って下さい」と穴田さんの方から声をかけて頂き私達は路頭に迷わずにすんだのです。このクラスはお陰様で現在も続いております。

 発表会当日は6月にサンパール荒川の『タップダンスフェスティバル』に出演したのに「会場の場所が良く分からない!」と言う淺野康子さんと待ち合わせて向かいました。もう一人の橋爪麻美さんはまだ電車に乗れないそうなので現地集合に。会場でも3人バラバラに座ったのですから笑えますね。開演前に私の大好きなハリー・ジェームス楽団のスイートなスイング音楽が場内に流れてましたが音響の飯田富夫さんの選曲でしょうか?

 さて、22曲もある発表会の作品を全て取り上げることは出来ませんので短くまとめさせて頂きます。
 複数の(巨匠の)師匠を持つ富田カオリさんは1部では6色のサテンのカラーシャツの衣裳のナンバー、黒燕尾服でのシアター系のナンバーなどの新作で私をビビらせておいて2部の“Sing Sing Sing”ならぬ“Sing Sang Sung”という曲でトドメをさされました。コンサート会場を思わせる照明やステージ前に一例に並んだりする多彩なフォーメーション、躍動感溢れるダンサーの動き、ジャニーズを意識したかのようなダイナミックなナンバーに感心しました。どの踊りにも必ず気になるカッコイイポーズがあって、出来れば何回か繰り返したら良いのでは?
 富田カオリさんと簗瀬あずささんのデュエット・ナンバーはお互い顔を見合う仲の良さが特に印象的、私の座っていた下手側に来てステップを踏むあたりの勢いが(特に)最初から欲しかったです。『フェスティバル』の富田さん作品で見せたお2人の短い動きをもう一度研究してみては、と思いました。

 穴田英明さんの丁寧な御指導あってのスタジオのルーティン・ナンバー?にはいつも感動してしまいます。『フェスティバル』でも踊られた“CHICAGO”は体を乗り出してしまうくらい素晴らしいのですが、今回は2部にステッキを持ってステップを踏んだ10名の皆さんに敢闘賞を差し上げたい!と思います。多分、会場にいたほとんどの人が圧倒された1部の男の子のソロがあってからでしたので、2部の皆さんがステッキを持って登場した瞬間からただただ「ステッキを落とさないで頑張ってね!」と祈りながら見守ってしまいました。途中ブラックライトに照らされたステッキがキレイにくるくる回る辺りで場内からその日最高の拍手がおきました。
 皆さまお疲れ様でした!次の20年に向かって頑張って頂きたいです。

 帰りはバスに乗って最寄り駅まで。私の席の前に発表会のオープニングと曲を踊られたお嬢さんとお母さまが座ってました。その後、駅前のカフェで夕飯を食べたのですが、店内に流れていたのが“I Had The Craziest Dream”。これもハリー・ジェームス楽団の曲でした。飯田さんはここの選曲も担当されてるようですね。

天野 俊哉



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