TAP DANCE LOGO
INSTRUCTORS
STUDIO : 戸塚スタジオ
NETWORK
SCHEDULE
EVENTS
COLUMNS
DANCE TEAMS
LINKS
OUR MASTER : 佐々木 隆子
COLUMNS

Vol.1968 『TAP DANCE FESTIVAL 2022』撮影会(2022年4月)
《写真撮影会の準備》
 隔週でのお稽古参加の私に「次回は公演用の写真撮影があります!」と連絡が来たのが1週間前の事。今から髪を切ったりするとなんか「写真撮影の為に床屋さんに行きました」っぽくてダサいかも?なので今回はのびきった髪のまま撮影会に参加する事にしました。さらに《ピンクのTシャツを着用せよ》なる指令。「え?Y'sの発表会で作ったTシャツかな?」最近ピンクのTシャツなんて見てない!出先でその指令を受けた私はそのピンクTシャツの記憶が全く無いのでビビってました。その日は急いで帰宅して、うがいも手洗いも後回しにしてあちらこちらを探しまくりました。引っかき回していたら引き出しの奥の方からよれよれのピンクのTシャツが。そう、そう言えば2020年の春公演の撮影会で着てましたね、ピンクのTシャツ。もしかしたらそれ以来なのですね。
 淺野さんのインスタ写真をチェックすると、出て来ました!改めて『2020年のNTDD』の集合写真を見るとやたら懐かしい!私に関して言えばその時ご指導頂いていた淺野さん振付作品を最後に長いダンサー人生を終わりにしようと決めてました。残念ながらその作品は踊れず幻の作品になってしまいましたが、いい歳していまだにダンサー人生は続いてますし、可愛い仲間たちと淺野さんの新しい振付作品にトライできるのはとにかく有難い事です。引退しなくて良かった!

《写真撮影会当日》
 今回はY's専属カメラマンさんからどの様な注文が出るのだろうか?
 つい最近、松本さんのお宅でタップダンサー仲間と写真を撮った時はわざと歯を見せない表情にしたのですが良くないなぁ?楽しく無さそうだし、やっぱり笑顔じゃない?という事で笑顔でゆくことにしました。
 先ずはこの日いるインストラクターだけで、しかもスタジオの前での撮影から。白いシャツ姿です。暖かい日で良かった!さてさてさて、スタジオを背景に淺野先生、橋爪先生、大せんせ、森アせんせら美女と私の5人がポーズをつけて直ぐに撮影が始まる訳がない。Y's専属カメラマンさんは狭い歩道にしゃがみ込みながらスタジオを背景にした煽りの構図を決めてゆく。日曜日の午後の人や自転車やベビーカーの往来を邪魔しながらであります。もうゲリラ撮影です。結局1枚撮るのに17カット45分以上かかりましたが専属カメラマンさんと直ぐにでも撮影を終わらせて稽古を始めたい淺野先生のやり取りが可笑しくて可笑しくてもう涙が出るまで笑いました。
 途中、お母さんに手を引かれた5歳位の女の子が私たちをガン見しながら通過したのですが、ちょうど5歳位の時の森アせんせにそっくりでしたので、私と淺野先生が「あっ、しおりちゃんの小さい時にそっくり」と同時に大きな声を出してしまいました。隣の森アせんせはポカーンとしてましたが。

 さて、第2弾が集合写真の撮影です。今度は脚立を使っての俯瞰的な構図狙い。さすがに15人もいると中には写真を撮られるのが苦手な人もいたりして大変な作業だと思いますが、さすがのY's専属カメラマンさんはテキパキとすすめて下さると信じてました。が、カメラマンさんのシャッターチャンスの腕は以前よりも慎重になられた様で中々押してくれない!
 全員が同じ目線同じテンションで歯の見える笑顔にしたい専属カメラマンさんと直ぐにでも撮影を終わらせたい淺野先生のやり取りがまたまた可笑しくてもう涙が止まらなかった!です。
 マスクを外しての写真撮影会だったので美しい皆さんの笑顔や表情をじっくり鑑賞させて頂きました。引退しなくて良かった!と思える瞬間でした。ここでは14カット撮っていましたが、誰かが目を瞑っていたり歯を見せなかったりでカメラマンさんは「もういいや!加工するわ」などと文句を言いながら口を尖らせて不納得な様子でした。

 この後にもう1枚稽古風景の撮影がありましたが、何10回カメラを向けられてもばっと笑顔になれる自分に驚きました。これも10年位前の写真撮影会で専属カメラマンさんに鍛えられたお陰です。感謝してます。
 カメラマンさんはもっと撮りたそうでしたが、皆さんの“もう終わりにして”オーラに気圧されたのか、たったの7カットで終わりました。楽しい日曜日の午後でした。

天野 俊哉



Copyright 2005 Y's Tap Dance Party. All rights reserved.