|
|
| | |
|
|
|
|
| | |
|
Vol.1921 新旧比較 給湯器篇
|
|
ニュースなどでご存知かもしれませんが、新型コロナウイルスの感染拡大による世界的な半導体不足の影響を受けて、給湯器の修理や交換を今頼むと何ヶ月も待たされるらしいです。家の給湯器が故障したのは3月だったので今程待たされませんでしたが、それでも業者からは「故障が多い時期なので1週間程度待ち」とのことで、家の人は「そんなに待てない。なんとかして」と無理を言う。試しに給湯器の通販価格を調べてみたら驚きの破格、業者見積額の半値以下。納期も2日程度だったので、いっそ自分で交換しようとも思ったんですが、やはり安全を第一に考えて業者に発注しました。
さすが餅は餅屋。二人組で1時間程度で交換作業を完了しました。左が故障した2007年モデル(以下、旧モデル)、右が最新モデル(以下、新モデル)です。通気孔の配列が横から縦に変わった程度でデザインに大きな変化はありません。それに対してリモコンのデザインには大きな変化が見られます。同じく左が旧モデル、右が新モデルです。新モデルは表示が大きくボタンも整然と並び、視認性と操作性が向上してスッキリ洗練されたモダンなデザインになっています。半面、デザインのおもしろさは後退した感があります。旧モデルは曲線やボタンの配置・配色にデザイナーの遊び心が感じられました。湯舟に浸かって正面のスッキリリモコンを眺めていると、たまに交換前のリモコンが懐かしくなります。いい意味で垢抜けない感じが良かったんです。お風呂の話題なのに“垢、抜けない”っていう表現も変ですが。
音声案内の声も微妙に違うんです。「お風呂が沸きました」も、新モデルは元気で若々しい張りのある声で語尾も「沸きました!」って感じですが、旧モデルは大人っぽいしっとりした声で「沸きました・・・」って感じでした。家の人に「ねっ?違うでしょ?」と聞いたら、「全く同じ」と身も蓋もない答えが返ってきました。
家庭用給湯器の設計上の標準使用期間は製造から10年と設定されており、給湯器に限らず機械モノの経年劣化による不具合の発生は避けることができません。普段、無意識に使用している給湯器ですが、故障で不便な思いをして、暮らしに欠かせないものであることをあらためて認識しました。お宅の給湯器は大丈夫ですか?気になる方は下記の項目で経年劣化度をチェックされてみてください。
□ 給湯器のリモコンに時々エラー表示が出る
□ 運転中の給湯器から今までに聞いたことのない異音がする
□ 使用中にお湯の温度が熱くなったりぬるくなったりすることがある
□ 時々お湯にならないことがある
□ 給湯器から水漏れしている
□ 給湯器の外装下部がひどく錆びている
□ 給湯器の排気口の周りが黒くなっている
どれか1つでも当てはまれば経年劣化のサインだそうです。ちなみに家の給湯器はどれにも当てはまらずに突然故障しました。そんな思わぬ故障や事故に遭わないように使用年数(外装に製造年月が表記されています)を確認されたり、メーカーに点検のご相談をされるのも一考かと思います。
Y's取材班
|
|
|
|
|
|
| | |
|
|
|