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Vol.1870 DIAMOND★DOGS初観劇
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DIAMOND★DOGSは、CONVOY SHOWの様なイケメン集団によるバラエティ・ショー、という捉え方で良いのか分かりませんが初観劇となりました。数年間メンバーの充電期間をとってからの再開公演だったと思います。
実は今回の観劇は偶然でして、たまたま銀座に用事があり新橋に向かう合間に博品館劇場寄りましたら『D★D公演』のポスターが貼られてあり、チラシが置かれていたのです。「ああ、上演するんだ!」と思って日程表を見たら何日かうかがえそうな回が。さらにチケット売場で空席状況を聞いたところまだ良い席が余っていたので直ぐに購入したという訳です。
さて、長くなるので着席してしまいましょう。不思議なのはどこを見ても男がいない!お母さんに連れられた男の子の姿はあれど、男がいない。別に男が好きなのではないけど気になるよね。
凄い女子率。
さらに、私が座ったのがL列だったのですが、その後ろの席には誰ひとり居ないのです。これって最初から販売してないようです。
リーダーの東山義久さん演じる男の栄光と挫折の物語が綴られる第1幕。
男性7人がひたすら踊る、パワフルに踊る。音楽は全てオリジナルなので馴染みの曲は無いです。ロック・テイストの曲を大音量で聴かせるのでコンサートの様な雰囲気です。リーダーの方くらいは何とか判別出来たもののあとは誰が誰なのかは分からず。初めて宝塚歌劇に連れてこられた人が舞台の人全部が同じ顔に見えてしまう!っていう感覚そのものでした。ちなみにメンバーの中塚皓平さんは宝塚のショー作品の振付を担当された方。もう第1幕45分は挫折してしまいました。こんな経験初めてかも。
20分の休憩の後、第2幕が始まりました。音楽の演奏の要所要所でムービングの照明が細かく替わるのが楽しい。皆さんダンスのテクニックは凄いけれどリーダーの東山さんはさらに極めておられる。
さて、15分ほど経過したあたりで始まったのがまさかのコント!チラシには《ショートプレイ》と書いてあったのでどんな物なのかなぁ、と思ってましたがドリフのコントみたいなコントでした。しかもこのコーナーの脚本が長澤風海さん。そう、あの長澤仙明さんのお兄さま。凄いバレエダンサーの方なのにコント?
6人の囚人と看守という笑えるシチュエーション。いやあ、笑わせてくれました。このダサいスウェットの囚人服の男性達とさっきまで格好良くキメてた男性達がおんなじ人達だなんて!最高!彼等に腕立て伏せをさせたり、リーダーをほめさせたりするアドリブもファンサービスで盛り上がってました。出来ればこれを先に見ておきたかった位です。女性客の皆さんもこちらを楽しんでおられる様に感じました。なわけないか。自分が出させて頂いてた『東京リズム劇場』も最初は格好良くタップダンスを踏んでたダンサー達が急にセリフを喋りだしたのだから丁度こんな感じだったのですね。
何とかD★Dの世界に入れた!とおもったのに残念ながらフィナーレに。多分ファンの皆さんには馴染みであろうテーマ曲が流れてきました。今は無き『東京リズム劇場』のテーマ曲が懐かしい!あんな感じですね。
この後メンバーの皆さんによるトークショー開催との事でしたが、昼飯を食べずに入場していたので遠慮させて頂きました。劇場のある8階からエレベーターに乗ったのは当然ながら私ひとりだけでした。名前のみぞ知る伝説のDIAMOND★DOGSへの第1歩は撃沈でしたが発見も多くて楽しかったです。
天野 俊哉
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