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Vol.1852 Y's取材班さん生誕祭C“ブロードウェイ・リズム”
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Y's取材班さんの還暦を記念した生誕祭シリーズの続きです。
“ドゥ・アイ・ラブ・ユー”(1993年8月1日)
日本橋三越屋上ステージの映像を観るまですっかりわすれていました。当時の蒲田スタジオ水曜日クラスの生徒たちです。横に並ぶと舞台が埋まるほど!(写真はセンターの方のみ)
取材班さんをど真ん中に淺野先生、石井美里さん、阿部久志さん、隆江さん、向井雅之さんらがみんな踊ってくれてます。思えば20名近い方がレッスンに来てくれてたので、佐々木隆子先生のルーティンを指導する余裕が無かったのですね。逆にオリジナル作品の振付に追われたのは良い勉強になりました。
“ブロードウェイ・リズム”(1994年3月21日)
まさにY's取材班さんの為に振付したショー作品。オリジナルは10分以上あるメドレー曲を半分の長さに編集しました。
「取材班さんここで登場」の部分の曲を“ディガ・ディガ・ドゥー”にするか“カレドニア”にするかで何日も迷いました。取材班さんはご自分のすごくイカしたスーツと帽子姿でニヒルに演じ、踊ってくれました。帽子を被った時の目線の使い方がセクシーで、タップダンサーには出せない男の色気を醸し出していました。
女の子たちの振りは今では恥ずかしいものばかりですが、これが阿部さんや子供達に評判でいつもみんな真似して踊ってくれてましたね!
女性が着ているピンクの衣裳は当時劇団四季が上演していた“クレージー・フォー・ユー”のパクリです。生徒のお母様に衣裳屋さんを紹介して頂いたのにその生徒はこのナンバーには出演していません。また、予算がかさむので全8着の飾り関係全てを手縫いしてくれた生徒もこのナンバーには出演していません。2人とも別のナンバーでした。まわりの方々の助けがあってこそお披露目する事が出来た思い出深い作品になります。翌年、佐藤昇先生とブルーチェリーズをフィーチャーして『ナショナル・タップ・デー1995』で再演しました。
天野 俊哉
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