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Vol.1836 郡司聡美(海斗レイ)さん六行会ホールデビュー
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市川教室OGで現在はミュージカルやダンス公演、SKDスタス公演などで活躍する郡司聡美さんの舞台を観るため懐かしの京急線の新馬場駅に降り立ちました。新馬場と言えば私が通う品川健康センターの教室があるので《懐かしの》なんて他人行儀な持って行き方をしなければ良いのに?と皆さま思われる事でしょうね。実は緊急事態宣言発令以来この教室は休講が続いており、新馬場駅は実にひと月ぶりだったのですね。
生徒の皆さまお元気ですか?
私は浅草橋駅から都営浅草線に乗っていたのですが、あとから電車に飛び乗ってきて私の前に座った男性の、何と社会の窓が開いているのを目撃してしまいました。ああ、教えてあげたいなぁ。
彼は携帯をいじっていたのですが、その内私の視線に気付いてしまったのか?上着を下にずらして隠してしまいました。
芸がなさすぎる!
もう少しユニークな対処を期待したのに。
まだ若いなぁ!
「あれ、社会の窓、、、開いてるじゃん!」
みたいなわざとらしいリアクションを入れながら、ニヤッと笑ってジッパーを引き上げる。
位の事はして欲しかった。
以前、東京駅の東海道線始発の車内で、買ったばかりの駅弁を開けたらハシが入っていなかった時のサラリーマンの彼は楽しかった!弁当のまわりに掛かってるビニールをハシの代わりにして食べ始めたのに途中で自分が情けなくなってしまい、食べる事をやめて品川駅で降りてしまった。ひと言も発しなかったけれども悲哀に満ちていて、ブチ切れて品川駅のゴミ箱に投げ捨てた!に違いありません。彼の手つき、うなだれた肩、その歩き方全てが《ハシのバカヤロー》を連想させるものでした。
で、郡司聡美さんの舞台はどうなったのですか?
すみません、新馬場駅近くのヴェローチェでランチをしています。
さて、郡司さんの美しいお母様から頂いたフライヤーを取り出して、初めて目を通しました。
1990年代のJPOPをベースにしたミュージカル
タイトルが『クロスフレンズ』
全曲、名曲
あなたは何曲歌えますか?
というコピーが付いています。
当然知ってる出演者はいないのですが、フライヤーの顔写真の名前の下には小さく(オスカープロモーション)とか(松竹芸能)とか所属事務所がかいてあります。簡単なシノプシスが書いてありますが読むのが苦手なのでスルー。
我らが郡司さんはどんな出方をするのだろうか?たのしみです。
ちなみに郡司さんには海斗レイという芸名があるのですが、どうやら男役を演じる時だけの様ですね。
さて、六行会ホールには開場時間にあわせ入場したのですが客席には男性のお一人様ばかりなのです。華やいだ雰囲気が無くて地味っ。そんな私も単なるオヤジですけどね。やはりオスカープロモーションの誰それとかが私の知らない隠れアイドルなのだろうか?制作もどこかの劇団という感じでも無いし、作品について行けるのか凄く心配になってしまいました。お芝居は3人の女子大生を中心に謎めいた夫婦、殺人鬼、ショーガールズ、FBI、麻薬捜査官、ダイナーの店員と恋人など27名の出演者が縦横無尽に絡み合う。台本と演出があまりに緻密なお芝居なので演者の皆さんが4日間の短い期間で完璧にこなせるようになるのか、気になるほどでした。
セットのダイナーやピンクのスポーツカーは90年代というよりは60年代の雰囲気だと思いましたが、出演者の衣裳は決して古くないし、携帯も出てくるし。
メインの90年代のJPOPで自分が知っているのがサザンオールスターズの曲だけというのも情けなかったっす。
アンサンブル役の郡司聡美さんはこうしたひとつのセットの舞台に不可欠な道具転換役、スポーツカーの出し入れ、スポーツカーが舞台に出ているときは一緒に出ているし、沢山の役回り、例えばダイナーのお客や撃ち殺される役、踊り出す死体、もちろんダンサー、シンガー等お芝居の進行の中であちこち休む間もなく舞台上に姿を見せてくれました。郡司さんを観に行った私にはほとんど出ずっぱりなので最高でした。男役さんのイメージが強い郡司さんですが、体にぴったりなシルバーのワンピース姿でみせるセクシーダンスも上手かった!また男役さんを全く連想させないくらい女性的で(当たり前や)感心してしまいました。
郡司聡美さんがやりがいのある舞台、役柄と出会えて良かったです。
また応援にうかがいたいと思います。
お疲れ様でした。
天野 俊哉
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