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Vol.1832 加藤成悟君のバレエ発表会が無事開催されました!
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緊急事態宣言発令下のゴールデン・ウィークは自宅で大人しくしていたので、宣言延長にはがく然としました。7月のチャリティーの舞台を控えた生徒たちと早く会って稽古したいと望むばかり。
今回、埼玉県は宣言とは無縁でしたので春日部教室の加藤成悟君出演のバレエ発表会は無事開催されました。
30度近い夏日となった5月9日(日)は母の日、すっかりご縁が無くなってしまいましたので花屋さんの人混みを横目に急ぎ足。Y'sの本部スタジオがある横浜市戸塚区では巨大ヘビが逃走(5月22日に捕獲)、空からは中国が打ち上げたロケットの残骸が降ってくる、もうひとつ黄砂も中国から飛んでくるらしい。もうコロナ級のコワイ出来事のオンパレードです。
イヤだイヤだ。
春日部駅から会場に向かう途中には匠大塚本店が、数年前までは西武百貨店だった建物を例の有名社長が買い取ったのです。何故春日部かと言うと駅向こうに大塚家具の本店があったからです。凄い執念、結局父親の匠大塚が娘の大塚家具を葬ってしまいましたね。
イヤだイヤだ。
で、加藤成悟君はいつ登場するのですか?皆さまブチ切れ寸前のお顔が目に浮かびます。
やっと到着しましたよ。
ソーシャル・ディスタンスした場内に入ると前の方が空いてたのでグングン進んで前から2列目に着席しました。
『プチバレリーナ第7回バレエ発表会』豪華3部制、上演時間は3時間。
第一部『小品集』
加藤君は出演者全員が並ぶオープニングに出演、私が座る前に並んでいました。王子様みたいな白いタイツ姿が眩しい。思わず手を振るところでした。
女性のソロをメインにした演技ですが、踊り終えポーズを取り、センターで挨拶、フェードアウトするまで全てが演技なので踊り手の緊張感がヒシヒシと伝わってきました。
第二部『ピーターパン』
『2018年の東京リズム劇場』で登場した「ピーターパン」のバレエ版を観れるなんてラッキー。加藤君は11人いる海賊の一人として登場、加藤君以外はみんな女性で第1部でソロを踊った名手ばかりですので海賊の場面は中々パワフルで見ごたえがありました。たくさんの子ども達の中にはわき役として止まって待ってる時まで「私はバレリーナよ」みたいに演技づいてるお嬢さんがいるのでついついその子を追いかけて観てしまいました。また、バレエの発表会というのはこんなにバトンを使うものか?と驚きました。特に海賊船なんて宝塚レベルじゃないですか!ここまでの舞台装置のこだわりは今のタップダンス界では考えられない事ですのである意味羨ましいと思いました。
第三部『コッペリア』より
有名なコッペリアからダンス場面をダイジェストで構成したものでお芝居仕立てにしなくて正解だと思いました。加藤君はフランツという主人公の役、女性に囲まれて見せ場がたくさんありました。
今回、若い男性のバレエダンサーがゲスト出演してましたが、その多くがバレリーナのサポート役でした。女性を持ち上げるは言うに及ばずターンやトーをキープさせる時の指先の力の入り方が私の席から実に良く見えたので凄い勉強になりました。いやあ、社交ダンスも大変だけどバレエダンサーはもっと過酷なのですね。驚きました!
昨年は中止になってしまったので2年ぶりの発表会だったそうです。生徒数と作品のボリューム、お芝居にダンスを入れて見せる構成は、あつさんなつさんのRAG DANCE STUDIOの発表会を思い出しました!
さあ、タップダンス界のみなさん、バレエ界に負けてられませんよ。そして加藤成悟君のこれからの活躍から目が離せません。お疲れ様でした。
天野 俊哉
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