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Vol.1825 Y's取材班さんと心暖まる名作映画の世界～2021ゴールデン・ウィーク
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最初にお断りしなくてはならないのはY's取材班さんが心暖まる名作映画に出演されたわけでは無い！という事です。
「紛らわしいって？」
でもその方が面白いでしょう。
書店で販売されているはずのコズミック出版のDVDBOXシリーズですが、最近は置いてる書店が少なくて入手に苦労しております。新宿とさいたま新都心の紀伊国屋書店、秋葉原の書泉グランデ、せんげん台駅前の書店、大宮駅近くの個人書店にしかありません。
で、やっと手に入れた最新DVDBOXは何と《ファミリー名作映画コレクション》。
『ハイジ』（ハイディ）
往年の名子役シャーリー・テンプルちゃんが演じるハイジで、冨田かおる先生は出演されてません。押田君のペーターも出て来ません。だからツマラナイ。
『青い鳥』
可愛いテンプルちゃんが少しばかり意地の悪いチルチル役に挑戦。笑顔よりもしかめっ面が多くて観ているこちらも疲れてしまいました。
『赤毛のアン』
ハリウッド女優アン・シャーリーがアンの子供時代から成人までを77分で演じる慌ただしい赤毛のアン物語。ちなみに白黒映画ゆえ本当に赤毛なのかは分かりません。
DVDの10枚セットなのですが、『トムソーヤーの冒険』『オリヴァ・ツイスト』『エミールと探偵たち』『宿なしハックの冒険』など男の子が主役の話はパスしてしまいましたので観たのは上記の3作品だけです。もったいないですねぇ。
さて、皆さんは月曜日の夜にNHK総合テレビジョンで放送されてる『逆転人生』という番組をご存じですか？放送されたのが4月26日だったのですが、その数日前私に怪メールが届いたのです。その方はどうやらY's取材班さんのファンらしく、Y's取材班さんを取り上げた私のコラムを楽しんで下さった様で、Y's取材班さんがコッソリ出演されたテレビ番組、つまり『逆転人生』の事を教えてくれたのです。ラッキー！
この日は、現在世界30ヶ国以上で稼動している《串刺し機》を開発した頑固一徹の技術者の男性が主役。Y's取材班さんはそんな技術者に串刺し機を開発するきっかけを与える焼き鳥屋の大将役。この大将との出会いがなければ串刺し機は生まれなかったそうです。
何かカッチョイイっすね。
再現ドラマは1970年代の横浜の野毛あたりを映し出す。古びた焼き鳥屋に憂さ晴らしに一杯やりに来た技術者さん。カウンター向こうには渋いY's取材班さんのお姿が。
ハチマキをして手作業している雰囲気がまさに大将そのもの。わずかな出番ながらここでのお二人のやり取りが味があって好きですね。会話も絶妙です。「あんた職人なんだろ、串刺し機造ってくれたらツケをチャラにしてやるよ」の取材班さんの挑発的なセリフとそこに被る演歌のBGMがまたいい感じでした。上手いですねNHKも。この番組中々の収穫でした。素晴らしい情報に感謝いたします。
『逆転人生』は何度か再放送されるはずなので、見逃した方はぜひご覧ください。
またY's取材班さんの映画が観たくなってきました！
天野 俊哉
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