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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1816 「命のつどい・ふれ愛コンサート」を終えて
 雨女の私にしては気持ちのいい春晴れでした。その日は骨髄バンク登録推進運動「命のつどい・ふれ愛コンサート」の開催日でした。今回の開催会場は神奈川県民ホール大ホール。出演が1番手ということもあって、朝早くから舞台のリノリウム設置を手伝うため、有志の先発メンバーとJR関内駅前で待ち合わせました。会場への道すがら横浜公園を通ると、チューリップが満開でした。今年は70品種、約12万本が植えられたそうです。

 神奈川県民ホールは、向かいに山下公園と海、近くには老舗のレストランや中華街もある最高のロケーションで、発表会の開催候補会場に考えたこともあります。
 県民ホールでの同チャリティーイベントは毎年4月に開催されているものの、例年は同時期に開催される「NATIONAL TAP DANCE DAY」への出演のため参加できなかったんですが、今年は「NATIONAL〜」が開催中止になったこと、そして生徒さんの「(レッスンの)目標を持ちたい」という声に応えるために今回の参加を決めました。ただ、そうは言ってもコロナ禍ということもあって、最初は20名も参加があればいいなと思っていたんですが、みなさん舞台で踊りたいんですね。結局50名近くの参加申し込みがありました。もちろん多数の参加はうれしかったんですが、感染対策の責任と緊張感に身が引き締まる思いでした。

 同チャリティーイベントは当日のリハーサルが無いため、敷地内で出捌けの確認をしていたらガードマンさんに注意されたり、押し押しで場当たりが緞帳が下りている開演の10分前だったり、私はといえば事務局へのルートが分からなくてウロウロして結局外に出てしまったり、と色々ありましたが、何とか出演1番手でTAP、JAZZ、HIP HOPの全8曲を披露することができました。
 ギリギリまで悩みましたが、舞台上は全員マスク着用にしました。マスクも衣裳の一部と考えて色や形を決めたこともあってか、お客様からは「コロナ対策の意識の高さを感じた」「衣裳とコーディネートされていて良かった」など大方好評でした。
 昨年開催中止になってしまった「NATIONAL TAP DANCE DAY 2020」で踊るはずだった振り付けとキャストのお母様が作ってくださった衣裳も、今回の舞台で日の目を見ることができて良かったです。

 ご観覧いただいたお客様、ご協力いただいたご家族、写真を撮ってくれたM川さん、朝早くから舞台の仕込みを手伝ってくれた有志とメンバー、そして参加してくれた生徒のみなさんに感謝いたします。ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

 今回は可能な限りのコロナ感染対策を講じて参加させていただきました。
 やはり舞台は楽しいです。
 早く安心して舞台に立てる日が来ることを願うばかりです。

淺野 康子



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