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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1813 2021春休みY's取材班さん映画まつり
 フジテレビ朝の情報番組の総合司会に谷原章介さんが抜擢されましたね。長年司会を務めた小倉智昭さんだってまだまだ若いのに。小倉さんと言えばフジテレビ朝10時代の番組を持たれていた1990年代前半、《タップに夢中になりすぎて婚期を逃した男性》をクローズアップする企画がスタジオに持ち込まれた事がありました。確か淺野康子さんの生徒さんに白羽の矢が立てられましたが惜しくもバツイチである事が発覚、企画倒れになったなんてバカみたいな出来事もありましたっけ。

 で、今回は小倉智昭さんではなくて谷原章介さんの話題から。谷原さんが俳優であり、あの竹内力さんと共演しており、三池崇史監督作品で主演デビューしていた事を初めて知りました。不覚にもわたくし『極道戦国志不動』という1996年の作品と出会ってしまいました。冒頭の字幕に《成人映画指定を受けた公序良俗に反する作品、この暗闇の中で、密やかに、そして冷静に鑑賞すべし。》と良く分からない警告が。

 さてさてさて、谷原章介さんも竹内力さんも三池崇史監督もぶっ飛んでしまったのが映画が始まって5分あたり、場面は組織のドン、竹内力さんの暴力団事務所。薄暗い部屋に「失礼します!」と何か馴染みのある声が響く、若い組員の男性は宅配便の箱をドンの前の机の上に置く。カッターナイフで箱を空けるとドライアイスがあたりに立ち込め、覗き込んだ若い組員は慌てて部屋から逃げ出します!
 これ、我らがY's取材班さんの若き日のお姿。ヤング、ハンサム、そしてスレンダー!失礼!
 箱の中にはヒットマン役のミッキー・カーティスさんの頭部が納められてたのでした。ショッキングな場面でしたが、この場面ばかり7、8回も見返してしまいました。あとでチャプターを見たらこの場面《クール特急便》とありました!
 我らがY's取材班さんの出番は残念ながらここだけでした。ダラダラと100分近く見た後キャストのクレジットのY's取材班さんのお名前をしっかり確認いたしました。感動。撮影秘話を早くお聞きしたい!

 続いての《竹内力コレクション》は
 えっ!谷原章介さんはどうしたんですか?
 まあ良い、主役はY's取材班さんだ。
 もとい、《竹内力コレクション》は
 1999年の作品『鉄/平成侠客伝』。
 ヤクザ人生を捨ててしまった初老の親分が若い竹内力さんに出逢って人生をやり直すという中々良い作品。対する悪い親分が本田博太郎さん。癖のあるエキセントリックな組長を熱演しています。我らがY's取材班さんは本田親分の子分役ですが、出番はかなり多くて嬉しい!まだお若くて髪もフサフサのせいか?長髪気味のヘアスタイルでおられる。よーく見るとY's取材班さんのお姿がDVDパッケージの表にも裏にも掲載されているのだ!凄い!
 ではその出演場面、順を追って。
@どこかの海辺でスイカ割りならぬ、頭割りの暴力場面。遠景ながら取材班さんの滑舌の良いお声がはっきり。せっかくカメラが寄っても目隠しをされている。その後竹内力さんにボコボコに。
Aぼろ儲けしてる竹内力さん一派がいる賭場に乗り込むがダイナマイトに火をつけられ一網打尽に、その後本田親分からキツーいお叱りを受ける。この場面画像が暗くて写真撮れず!
B悪い本田親分が初老の親分の若衆を痛めつけてる場面でタバコを吸いながら眺めておられる取材班さん!セリフなくとも悪の雰囲気が堪らない。長髪に目が行く!その後お亡くなりになった敵の若衆を片づける取材班さん。
C組事務所に本田親分と現れる取材班さん。一番目立つ場面です。
D竹内力さんと初老の親分が山に向かう。取材班さんら悪い組の若衆3人もあとを追う!山中で拳銃を撃ちまくったり、茶屋でビールを飲んだり、緊迫感はないけど明るい場面なので若き日の取材班さんのお姿を堪能出来ます。
E3人の兄貴分が竹内力さんにあっさり殺されてしまい、茶屋に残された取材班さんが組事務所に電話を入れる。
 驚きなのは我らが取材班さんはこのまま画面からお消えになるのです。どんな風にお殺されあそばすのか?それだけを楽しみに最後まで観ていたのですが。まさか山で遭難してしまったのかも知れませんが。
 映画の最後に出てくるキャストのクレジットでは何と5番目でした。素晴らしい!撮影秘話を早くお聞きしたい!

 今回はY's取材班さんの若き日に出演された2作品を取り上げました。

天野 俊哉



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