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Vol.175 「Dreaming 2010」を終えて、そしてチャリティーイベントに向けて
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「Dreaming 2010」
おかげさまで「Dreaming 2010」を無事に終了することができました。ありがとうございました。
今回は初めから自分は踊らないと決めていました。主催者として裏方の仕事もきちんとやりたいという思いと、「Dreaming」はキッズとジュニアを中心とした発表会なので、子供たちに少しでも多く手をかけてやりたいという気持ちがあったからです。そんな気持ちは講師たちも同じようで、リハーサルでは時にやさしく、時にビシッときびしく、子供たちへの愛情が垣間見えてほほえましかったです。
押田先生、chicaco、SAORI、秦は子供たちと一緒に踊っていました。やさしい先生たちです。
子供中心の発表会なので、どれだけ賛同してもらえるかの懸念はありましたが、今回は前回以上に大人の生徒さんが参加してくれました。むしろ「子供たちに刺激されて良かった」「子供、大人という枠を超えて、楽しかった」という意見を頂けて安心しました。タップを楽しむのに子供も大人もないのですね。実感。
子供たちの成長は早くて、昨年よりもみんな上手になっていました。うれしかったです。
今回さらにうれしかったのは、客席600席がほぼ満席状態だったことです。当日用に増刷したプログラムも全部捌けてしまい、天野先生が急遽コピーに走ってくれた程でした。コピーのプログラムになってしまったお客様には本当に申し訳なかったのですが、予想外のうれしいできごとでした。
いつものことながら、終了後の出演者たちのうれしそうな顔を見ると、次回の発表会開催に向けて気持ちがたかまります。とはいうものの、来年の立て込んでいるスケジュールを考えると、頭の痛い、ある意味うれしい悩みです。
たくさんのお花や差し入れを頂き、ありがとうございました。出演者の皆様、ご父兄の皆様、スタッフの皆さん、先生たち、Pure Jewelsメンバーのみんな、本当にお疲れ様でした。
さて、私は次のチャリティーイベントに向けて気持ちを切り替えます。
「命のつどい・ふれ愛コンサート」
発表会が終わってもPure Jewelsのメンバーはチャリティーイベントが迫っていて、日々その練習に追われています。そんなある日、スタジオに一本の電話がかかってきました。その方は「Dreaming」を観て、電話をかけてきてくれたようでした。「発表会を拝見して感激しました。本当に楽しかったので、チャリティーイベントもぜひ伺いたいです。自分は高齢者なので今からタップはできませんが、何か別の形で協力したいです」と、おっしゃってくれました。うれしかったです。自分たちのやってきたことが認められたようで、本当にうれしくて感激でした。電話を切り、みんなにそのことを伝えると誰からともなく、そしてみんなで拍手をしました。みんなで作りあげた発表会です。みんなでよろこび合いました。
と、よろこんでいるのも束の間。その日はスタジオ練習後に場所を移して、チャリティーイベントに向けたY's有志の全体リハがありました。「たいへん！こんな時間！」急いでスタジオを飛び出して、半ダッシュ状態で現地に到着。なんとか集合時間に間に合いました。
今回のY'sの出演時間は30分間程度あります。ラスト曲の36人の群舞の練習がハードで、生徒さんはレンタルスタジオを借りて自主練に燃えています。みなさん、がんばってくださいね！
Pure Jewelsのメンバーも9人もいると、いつも全員の体調が良いとは限らず、最近は公演や発表会などが続いたこともあってか、必ず誰かしら故障しています。私としては、次があるのだから無理はしてほしくないのですが、最終的には本人の意志を尊重します。今回も本人の「出演したい」という意志が強いので、振りやフォーメーションを変えるなどして、あとは他のメンバーにフォローしてもらうことにしました。
「体調管理だけはきちんとしなくてはいけない」と言っているのですが、無理してしまうんですよね。私も人のことは言えません。
メンバーはそのたびに助け合って、どうにか乗り越えてきました。今回も大丈夫だと思います。きっと、この苦しい練習の成果を本番で爆発させてくれることでしょう。
7月3日（土）関内ホール大ホールにて、Y's の出演時刻は19時20分前後の予定です。入場無料！どうぞお楽しみに！
淺野 康子
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