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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1748 タップの舞台、古本市、そして映画鑑賞
 9月の暑い日、市川の教室近くのカフェでアイスコーヒーとケーキを前にボーッとしていたら1通のメールが。
 Y'sサイトの管理人さんからや。
 なになに?
「現在コラムのストックは・・・」
に続いて私が寄稿済みの2本のタイトルがあり、最後に
「切迫されてまで執筆される必要はありませんのでご安心ください」
とある。
 Y'sサイトは不定期ですが大体2週間ごとに更新されることが多いので、9月5日に更新されて既に3日目だから次回の掲載まで10日余りしか時間が無いのですね。う〜ん、特にスペシャルな出来事も無かったし、これからも無いし、でもY's管理人さんの真意はきっと
「天野せんせ、ストックが2本しかおまへん。まあもう1本くらいどうでっしゃろ?」
って事でメールされたのだと思うので急遽この1週間にあった出来事をまとめてみる事にしました。

《タップの舞台》
 淺野康子さんと電話で長話をしているとある舞台の話に。しかも私が踊りたかった幻のY'sナンバーの予定があるとかないとか。「ぜひ踊らせて頂きたい!」とお願いをしました。また可愛い仲間達と稽古したいものです。そんな可愛い仲間の代表ともいうべき大日果里画伯が書いたポスターに登場する“手の消毒をするワンコ”がカワユクて目が離せない。1日も早くスタジオに貼られている?このポスターを直に眺めてみたい!

 その翌日、大宮教室の生徒から偉く前向きな発言が。そう、今年は1度も舞台に上がらなかったからなぁ。この人たち、埼玉県から東京を越して神奈川県の戸塚までうかがうほどの舞台好き。残念ながら現在はコロナ自粛で3人に。でも熱心に来てくれてるし、何とかしなきゃな。

《古本市》
 所沢の古本市に出掛けました。古本市なんて実に半年ぶりです。すっかり改装や増築が終わり豪華に変身した所沢駅構内。でも1歩外に出ると前と変わらぬ田舎風景が続きます。さて古本市ですが、宝塚の機関誌である『歌劇』と『宝塚グラフ』が沢山ありました。しかも1974年頃から1979年頃までのものばかり。ベルばらブームでヅカファンになった人がまとめて売った商品ですな。すると目の前にベルばらの豪華版ビデオの中古商品が4セット現れた。これは1990年頃発売された第2次ベルばらブーム時代のもので、¥3000なんて安いけど今さらビデオでは?
 本棚までソーシャル・ディスタンスが行われていて商品の陳列も60%程度で見易かったです。この日は星奈優里さんが表紙の『歌劇』誌1999年10月号を買ったのみ。所沢駅から西武池袋線に乗って車内のテレビをボーッと観ていたら《宝塚雪組の新トップスター発表》のニュースが。へえ、こんなんやるんだ?この日は山手線でも総武線でもこれが流れていたのでもうビックリでした。
 別の日にこの古本市を訪れた友人からは「ロープウェイの本をゲット出来た」と連絡が。

《テレビ》
 毎月第1日曜日はCSの無料放送日。今回は1970年代の懐かしのTBSテレビのショー番組『サウンド・イン“S”』を観ました。当時人気絶頂の西城秀樹さんをゲストに迎えバニー・マニロウの名曲を歌い踊る豪華な30分番組。今は亡き西城秀樹さんと歌手のしばたはつみさんがキラキラ輝いてる!西城さんとホリデー・ガールズという4人の女性ダンサーズがホテルのセットでみせる“コパカバーナ”のナンバーは小井戸秀宅氏の振付が素敵でショーアップしてました。たった30分の番組に凄まじいばかりのエネルギーをつぎ込む当時の制作姿勢に脱帽。歌手で司会の伊東ゆかりさんのほのかなお色気に隆子先生を思いだしてしまいました。

《映画》
 大型の台風10号の影響でいつ雷雨があるか分からないある日の事。時間を潰すため映画館に飛び込みました。
 さて、何を観ようかな?
 今から始まって、仕事前に終わる映画は
『事故物件/恐い間取り』
 リングの中田秀夫監督、KAT-TUNの亀梨和也さん主演のホラーか。外は超暑いので少しは涼めそうな作品。映画館で映画を観るなんて2月の韓国のタップ映画『スウィング・キッズ』以来。映画館の入口で検温、手の消毒をする時代が来るとは?もちろん全員マスク着用。座席はソーシャル・ディスタンスで1席ずつ空いていました。亀梨和也さんが関西のお笑い芸人役なので徹底したホラーには見えなかった。何度も笑ってしまったけどまわりは静かでしたよ。あっという間の2時間。ああ、やっぱ映画館で映画観るのは楽しい。ちなみに予告編では、吉高由里子さんと横浜流星さん主演の『きみの瞳が問いかけている』(10月23日公開)が面白そう。でもこれってあるハリウッド映画に似ていなくもない。
 ぜひ観てみたい!

 以上、こんな1週間でした。

天野 俊哉



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