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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1710 トップリーグを観戦してきました
 もうだいぶ前のことのように感じますが、政府から自粛要請が出される直前の2月22日(土)にラグビートップリーグを観戦してきました。会場は一度は行ってみたいと思っていた“ラグビーの聖地”秩父宮ラグビー場。同伴の元ラガーマンによると、このラグビー場は70年以上の歴史があるそうで、男子トイレから出てきて「ほらっ!」と見せてくれた写真には、ラグビーの熱戦の様子が描かれている給水タンクが写っていました。「へ〜え」と素直に感心してやりたかったんですが、トイレで真剣に写真を撮っている様子が浮かんできて笑ってしまいました。

 階段を上ってスタンドに出ると、スカッと広い青空の下にグラウンドの芝生がキラキラ光っていてきれい!気持ちいい!しかもラグビーワールドカップ(RWC)を観戦した日産スタジアムとは比べものにならないくらい選手との距離が近い!観戦前から気持ちがグッと高ぶりました。

 試合前に暴力団撲滅キャンペーンが行われ、ラグビーがテーマで話題になったドラマ「ノーサイド・ゲーム」で、主人公のライバルチームのヘッドコーチ役を演じた渡辺裕之さんがピーポくんたちと登場して「アストロズに負けたサイクロンズの監督です」などと笑いを取っていました。元ラガーマンは「渡辺さん、Vシネじゃヤクザの組長役をたくさんやってるくせに『暴力団撲滅!』なんてシャレてるなぁ」とゲラゲラ笑っていました。

 さて、この日は2試合が開催。3,000円のペアチケットで2試合観られるなんて超お得。初めてトップリーグを観に行った時は観客数が4,000人にも満たずガラガラでしたが、RWCでラグビー人気が高まったからか、今回はけっこう客席が埋まっていました。

11:30キックオフ NECグリーンロケッツ 12-26 リコーブラックラムズ 観客数10,687人

 第2試合の先発メンバーが発表されると、今回一番の目当ての松島幸太朗選手はベンチスタート。元ラガーマンによると、「相手チームとの戦力差とフランス行きが決まっていることを考えると松島選手の温存もやむなし」らしいんですが、せっかく彼の走りを楽しみにしていたのに残念。それでもファンサービス的に脳震とうを起こした選手との一時交代と、ゴールキックのボールを支える役でチョットだけ出てくれたので良かったです。

14:00キックオフ 日野レッドドルフィンズ 14-69 サントリーサンゴリアス 観客数13,856人

 トップリーグは今シーズンが中止となってしまい、松島選手のフランス行きもどうなるのか分かりませんが、今こそ「One for all, All for one」(一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために)の精神で、この難局を乗り越えましょう!

淺野 康子



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