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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1671 ラグビーワールドカップ2019開催会場招致活動四方山話
 南アフリカ代表の優勝で幕を閉じた第9回ラグビーワールドカップ2019(以下、RWC)は、多くの方々の尽力によって日本への招致が実現しました。ここでは、日本開催決定後にほんのチョッピリだけかかわった開催会場の招致活動について少しだけ触れます。
 RWC開幕戦と決勝戦の開催会場招致は、「収容人数6万人以上」というガイドラインをクリアできる新国立競技場と横浜国際総合競技場(日産スタジアム)との一騎討ちの様相を呈していました。1873年にアジアで初めてラグビーの試合が行われた横浜としては何としても開催を獲得すべく、神奈川県と合同で10万人署名活動が実施されることになりました。
 2014年6月某日、高校時代のラグビー部OB会の席で、神奈川県ラグビーフットボール協会の要職を務める当時の顧問から右のチラシが配られ、「お前たちは一人あたり署名3,000筆、チケット1,000枚、と言いたいところだが100枚で勘弁してやる」と、本気とも冗談とも取れない微妙なノルマが課せられました。当時はこれ程ラグビー人気が高まってチケットの購入が困難になるとは思いもしなかったので、相当な枚数を被らなければならないことを本気で覚悟しました。
 結局、新国立競技場は完成が間に合わないことが判明し辞退、横浜国際総合競技場での決勝戦の開催が確定しました。しかし、ラグビーは「One for all, All for one」(一人はみんなのために、みんなは一つの目的のために)という精神、北は北海道から南は九州熊本まで、各地で積極的な会場招致活動が繰り広げられている最中に、横浜だけが“不戦勝”で安穏と何もしない訳にはいきません。招致活動全体を盛り上げるために、そして横浜と神奈川県の熱意を内外に示す意味からも署名活動は継続されました。
 結果、署名は3,000筆には至りませんでしたが、それでも数百は集めました。チケットは被るどころか、やっとのことで対スコットランド戦を3枚購入できました。チケットの他にも、桜ジャージやTシャツ、会場でハイネケンを何杯飲んだかな、あれこれと散財はしましたが、日本代表が見事勝利し決勝進出を果たしたあの瞬間の感動は、プライスレス、一生ものです。
 ラグビー経験者の端くれとしては、この人気が継続されることを願っています。RWCのチケットは1枚3万円と破格でしたが、トップリーグのチケットは違う意味で破格。自由席は2,000円から、ペアチケットなら3,000円で購入可能です。さらに2020年1月から始まる来シーズンは、RWCで活躍した南アフリカやオールブラックスなど各国のスタープレーヤーが多数参戦するので、盛り上がること必至です。まだ現地で観戦されたことがない方は、ぜひこの機会に会場に足を運んでいただき、TVやPVでは味わえない生の迫力を体感されてみてください!ちなみに、試合は熱いですが客席は激寒いので、防寒対策をお忘れなく。Let's Try!
 

Y's取材班



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