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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1658 Y's発表会秒読み開始〜ぼくらの巻D
 ラグビー・ワールド・カップ直前のある日、私宛に一通の脅迫メールが。
 「お前はボクシング映画がどうのこうのと言っているが、ラグビー映画にも名作があるんだぞ!」
 ボクシング映画で調子づいてる私への挑戦状の様です。そして『インビクタス/負けざる者たち』というラグビー映画の魅力が長々と綴られていました。この『インビクタス』はクリント・イーストウッド監督作品との事。
 これゃ無視できんなぁ〜。
 その日から映画『インビクタス』のDVDを探すも見つからず、無念の中ラグビー・ワールド・カップ開催当日9月20日の朝になってしまいました。こんな私でもリーチ・マイケル選手の名前位は覚えたものの、テレビでの過剰な盛り上がりには「フーッ」て感じでした。
 すると再び一通の脅迫メールが。
 「多分お前は興味ないと思うが、基本ルールのこれだけを知っていればラグビーを楽しめるぞ!」と丁寧にレクチャーが。こと反則に関するルールや観客の反応が面白くて「まあ少し位観てやるか?」と考えを変えた私。テレビのリモコンで番組表を出してキックオフの時間を見るもリアルタイムで観れないので帰宅後にニュース番組のダイジェストで我慢しよう!と、その時試合のあとに何と探していた映画『インビクタス』が放映される事を知りました。
 ナイス・タイミング!
 そして録画して観ました。作品のラストを飾る南アフリカ共和国とニュージーランドの試合を基本ルールを頭に描きながら見ました。基本ルールに加え、反則の反撃へのブーイングやら、ノーサイドの意味なども良くわかり脅迫メールに感謝しました。とても素晴らしい作品でした。ニュージーランド選手達のアカペラの迫力あるダンス・ナンバー?(国際試合前に舞う民族舞踊ハカ)が面白くて、淺野康子さんの振りに使おうか?と一時は真剣に考えましたが止めました。

 さて、ラグビー熱のせいか再び30℃を越す真夏日を迎えた9月下旬の東京、私達(淺野康子・森アしおり・天野俊哉)のデモンストレーション・ナンバーが再開されました。先ずは平日に森アさんとバック・ダンサー振りに磨きをかける稽古を。森アさん、サッと振りを覚えてしまった辺りは近年のパートナー達と同じ、何度踊っても間違わない辺りも流石です。この日はまだ4回目でしたが普段から音楽を良く聴き込んでいる様でリズムがうまく乗っていて嬉しかったです。と、いう事でこの日から更に過酷な《笑顔ノルマ》を加えました。そう、一瞬たりとも真顔になってはいけない!なる過酷なお題であります。お互い頑張りましょうね!

 そしてその週末いよいよ淺野さんとの稽古が。このトリオ・ナンバーはY's公演『PRECIOUS』や『ナショナル・タップ・デー』でも散々踊ってきましたが既に5年も経過しているので淺野さんにとっては正にゼロからのスタートに。前日は夜中にラグビー・ワールド・カップの日本対アイルランド戦の再放送を観ていたので寝不足。「こんなことではキチンとした指導は出来ない!」と少しだけ反省。
 さて、淺野さんとの稽古は1時間半ほどでサッと終了しました。次回からはようやく3人での稽古になります。
 スタジオのマスコット犬プリン君の情報によると押田君達のトリオ・ナンバーは既に完成して提出用の映像撮影を残すのみ?とか。
 まあ良い。
 夕方、スタジオを出たら実方彩乃さんご家族とバッタリ会いました。前にもこんな事があったなぁ〜なんて考えながら帰路につきました。楽しい1日でした。

天野 俊哉



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