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STUDIO : 戸塚スタジオ
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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.163 「NATIONAL TAP DAY 2010」を終えて
 「NATIONAL TAP DAY 2010」にご来場頂きました皆様、ありがとうございました。
 今回は1月から稽古をスタートして早々に振り付けました。その後はタップの音はもちろん、身体の動きや、小道具の布の振り方など、いつも以上に揃えることに集中して稽古を進めました。前回以上に全員の一体感をイメージした作品なので、技術面よりも、むしろ気持ちや意識が一人でも違う方向にあると、ばらつきが如実に踊りに出てしまいます。精神的にも肉体的にも全員がきつかったですが、この苦しさを乗り越えられた時の達成感を信じて、みんなでがんばりました。
 今回の作品は前回の「アマポーラ」の柔らかいイメージから一転して、「Fuego」のタイトルのとおり炎をイメージしました。照明の石井さん、ありがとうございました。前回以上に私のイメージと見事にマッチした照明を当ててくれました。音響の飯田さん、小田さん、今回もありがとうございました。日曜の昼の部で、布を振った時に「ボフッ」と聞き慣れない音が聴こえました。私は吊りマイクに布を当ててしまったのかと思い、音響のスタッフさんに謝りに行こうとしたら、スタッフさんの方から来てくれて、「あれは布が空気を切る音なので、気にしないで思い切り踊って下さい」とのことで安心して踊ることができました。
 今回はオープニングの企画作品にも参加させて頂きました。松本先生の振付で、いつものことながら超大変でしたが楽しかったです。全員のアンサンブルのパートでは、佐藤昇先生と冨田かおる先生の後ろで踊らせて頂き、とっても緊張しました。稽古の時から佐藤先生と冨田先生の動きを意識して踊っていました。自分の前に両先生のような、お手本になる先生がいらっしゃって本当に幸せを感じて踊ることができました。
 フィナーレでは今回もchicacoがシンガーに選ばれて、彼女が笑顔いっぱいで歌っている様子を見て、私も嬉しくなりました。彼女はチームのことを考えて、私の下で本当によく動いてくれました。彼女では大変な部分は他のメンバーが率先して手伝っていました。「きっとこうやってチームワークができていくんだろうな」と、そっと見ていました。
 公演終了後に、大先輩の「中野ブラザーズ」と写真を撮って頂きました。お二人の舞台での存在感はさすがだと思いました。評論家の瀬川昌久先生ともたくさんお話しさせて頂きました。瀬川先生のお話はいつもとても勉強になります。ありがとうございました。
 NTD企画制作の穴田先生、今回もありがとうございました。出演された皆様、本当にお疲れ様でした。
 公演終了後、しばらくは抜け殻のような私でした。でも、いつまでもそういう訳にはいきません。さあ、次は6月に発表会の開催です。気持ちを切り替えてがんばります。

淺野 康子







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