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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1954 萩原健一さん追悼
 歌手で俳優の萩原健一(ショーケン)さんが亡くなりました。

 私が幼少の頃の1960年代後半、日本で大大大ブームだったグループ・サウンズ。中でも沢田研二さんのザ・タイガースと共に人気の高かったのが萩原さんのいるザ・テンプターズでした。
 私は、沢田さんらキラキラしたメンバーの揃ったザ・タイガースのファンでしたので、はっきり言ってザ・テンプターズの人気が全く理解できず、ヒット曲“神様お願い!”も変な曲だと思ってました。致命的だったのが、ザ・テンプターズはメンバーの名前すら覚えられなかった事です。ザ・テンプターズのファンの皆様ごめんなさい!

 さてグループサウンズ解散後、萩原さんは刑事として七曲署に勤務。そう、人気テレビドラマ『太陽にほえろ!』の若手刑事役としてブレークしました。ただ、私は主役の石原裕次郎さんや萩原さんではなく、『これが青春だ』等の青春ドラマの先生役で大好きだったゴリさん役の竜雷太さん目当てでこのドラマを観ていました。萩原さんは同僚の高橋惠子さんと恋人同士みたいな設定でした。
 さて、その萩原さん演じる「マカロニ刑事が殉職するらしい」というニュースが飛び込んできた日の事が忘れられません。しかも殉職するのが1973年7月13日(金)、13日の金曜日だとか?
 うちの中学ではもう今回の新元号発表くらいの話題でしたよ。
 あの萩原さんの死にざまを見て、人間ていうのはナイフで刺されても直ぐには死なないんだ、痛いよりも熱いんだ!という事を学びました。私の中で“神様お願い!”のショーケンは過去の物となりました。

 今でも山手線に乗っていてJR代々木駅に近づく時や離れる時になると、駅に隣接する雑居ビルを見上げてしまいます。萩原さんが『太陽にほえろ!』で殉職した後にレギュラー出演した『傷だらけの天使』のロケ地が、まさに代々木駅周辺のビルの屋上だったからです。今ではもう無さそうですが、番組終了後もかなり長く存在してました。
 萩原さんはおさむちゃん役で、子分あきら役の水谷豊さんと様々な事件を解決する雇われ私立探偵。彼らを雇うのが怪優の岸田今日子さんと岸田森さん実の姉弟コンビ。岸田今日子さんの「ねぇ、おさむちゃん」のジトーッとした言い回しや水谷さんの「アニキィ」など絶対に真似したくなるセリフが満載でした。番組プロローグの古いフィルム撮影の感じが懐かしい。テーマ曲が流れるバックで、朝寝坊した萩原さんが冷蔵庫から牛乳やら玉子やらコンビーフを口に放り込むアドリブ演技が絶妙で、最後はカメラをガン見するので笑った!朝はみんな起きられない物なんだよ!という事を学びました。私の中でザ・テンプターズのショーケンは過去の物となりました。

 残念ながら私と萩原健一さんの関係はここまでです。
 そう、私は14歳でミュージカル映画と出会ってしまったのでテレビ・ドラマを全く観なくなったのですね。山口百恵さん、キャンディーズ、ピンク・レディーの現役時代も観てないのです。映画俳優としての活躍も1977年の松竹映画、横溝正史原作のミステリー『八つ墓村』位しか知らないのです。
 たたりじゃ〜、のあれですね。

 若くして亡くなられた萩原健一さんのご冥福をお祈りいたします。

天野 俊哉



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