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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1503 2018夏休み最終日『松田聖子コンサート』
 「松田聖子?物好きですね」 と呆れてる皆様の表情が目に浮かびます。
 夏休み最終日は、久々の参戦となった『松田聖子コンサートツアー2018/Merry-go-round』。
 場所は天下の日本武道館。
 私が選ぶコンサートの最低条件が《そのアーティストの歌を5曲以上歌える事》であります。ただ、聖子さんの歌は1984年辺りで止まっているのでそれ以降の歌は全く知りません。悪い観客です。

 私が最初に聖子さんのコンサートを観たのがやはりこの日本武道館で、人気絶頂の頃で客席がうるさくて何を歌っているのか聴こえませんでした。ファンでもないのに、大学が近いというだけの理由で行きましたね。
 次が同じ武道館での20周年記念コンサートでした。デビュー曲からのメドレー集が凄かった!客席に娘さんが見に来ていて「沙也加〜」なんて舞台上から声をかけてました。30周年では成長された沙也加さんをあちらこちらに参加させてましたが、今ではすっかり聖子さんから自立して、しかも勝手に結婚してしまいました。熱烈なファンは、そんな普通の母親と変わらない気の毒な聖子さんにもエールを贈っている様です。昨年のコンサートでは体を痛めてたのに中止にせず着席したままやりきったそうです。絶対にファンを裏切らない見事なプロ根性!

 当日の朝は風が少し涼しく感じましたが、会場となった日本武道館は熱気に包まれてました。アリーナ席ではなく、いつも2階のスタンド席でゆっくり楽しむ事にしてます。
 オープニングから赤いドレスでタイトルのメリーゴーランドにちなんだ曲が続きます。8名の女性ダンサーをバックではなく、聖子さんが混ざって踊るのも新鮮。白のドレスに着替えて男性のバレエ・ダンサーと組んだり《ダンス》と《元気な聖子》を前面に出した演出はやはり昨年のリベンジを思わせます。
 トーク・コーナーでは相変わらず聖子さんとファンとのやり取りが絶妙で楽しめます。
 デビュー当時の曲、“ガラスの林檎”や“瞳はダイヤモンド”などが歌われると当時の懐かしい友人たちの顔が浮かんできてしまいました。
 最近の定番というアコースティックコーナーも“SWEET MEMORIES”“あなたに逢いたくて”など聖子さんのバラードを静かな演奏で聴けて最高でした。また、ファンと一緒に歌う“赤いスイートピー”では、グッズとして販売しているスイートピーの花と持ち運びやすい袋にまで話が及び笑えましたし、聖子さんが「赤いスイートピーは左から振るのね?」がどうやら間違っていたらしくファンのアドバイスで修正する一幕も。このアコースティック・コーナーのアンコールだけで3回というファン・サービスで、ファンから声が掛かり急遽歌う事になった“スター”という曲では、舞台上でミュージシャンと打ち合わせを!
 3回目の衣裳替えから、懐かしい“天使のウインク”、人気の高い“Rock'n Rouge”をフル・コーラスで。そして“夏の扉”をはじめとする“聖子メドレー”での場内大合唱。私の横に座っていたまだまだ若い20代の女の子がそれらを全部歌っていたのでビックリしました。
 最後は“20th Party”で無事フィナーレを迎えました。
 「最後まで元気な姿でやり通せるか?」心配なコンサートだったはずです。
 聖子さんに限らず私達も同世代ですので、この日舞台上を駆け抜ける聖子さんの姿は誇りに思えました。
 今年で歌手生活39年目だそうです。ジャンルは違いますがこれからも応援してゆきたいです。
 お疲れ様でした!

天野 俊哉



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