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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.15 ムーラン・ルージュ・コンサート
パリのモンマルトルにある「赤い風車」が目印のキャバレー。
カンカンダンスを売り物に、今やパリの観光名所No.1になっているムーラン・ルージュ。
ロートレックの伝記映画「赤い風車」からニコール・キッドマン主演の「ムーラン・ルージュ」に至るまで多くの作品で取り上げられてきました。
最近では、シャンゼリゼ通りにあるリドに押されがちですが、リドはかなりアメリカナイズされており、昔のパリを思わせるムードが全くありません。
さて「ムーラン・ルージュ・コンサート」ですが、2005年7月15〜17日のたった3日間だけサントリーホールで行われました。
ハリウッド・ボウル・オーケストラの指揮者として有名なジョン・マウチェリーがハンガリーブダペスト・コンサート・オーケストラ80名を指揮します。
マリ・ルノルマンという歌手、そしてムーラン・ルージュのダンサーズ15名。
私はコンサートの良し悪しは分かりませんが、ポップス系音楽が得意なのかなという気がしました。
フィナーレでは、コール・ポーターの“カンカン”とオッフェンバックの“カンカン”が物凄いスピードで演奏され、パワフルなカンカンダンスを見せてくれました。
約100名の大所帯が、3日間で5公演とは少なすぎると思いました。
宣伝にも力を入れていなかった様で、2階席には空席が目立ちました。
ステージのダンスが熱い分もったいなかったです。
ムーラン・ルージュは、エントランスから客席に至るまで全て赤い絨毯が敷きつめられており、それが実に興奮させてくれるので、茶を基調とした美しいサントリーホールでは、ちょっと大人しすぎたかなというのが感想です。
*写真は1998年に本場パリの公演で入手したパンフレットです。

天野 俊哉



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