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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1498 2018夏休み『長澤仙明1stライブSPLASH!!』(後編)
 2017年の『ナショナル・タップ・デー』のオープニング・ナンバー(振付/松本晋一)でご一緒させて頂いた若手ダンサー長澤仙明さん初のソロ・ライブ『SPLASH!』に淺野康子さんとご招待して頂きました。この日は、さらにY'sの仲間である渡部直子さんと立野貴子さんも見えて賑やかに楽しませて頂きました。

 まず、オープニングはハンドマイク片手に元気よくステージに飛び出した長澤さんの歌。今回のライブ用の新曲“SPLASH”。客席もテンション・マックスで盛り上がります。チャーミングなTALKのあと夏にちなんだ歌をメドレーで3曲披露。ここで白い衣裳から舞台上での生着替えに。ここがソロ・ライブの辛いところですが、チラチラ顔を見せながら長澤さんとダンスとの出会い等を語ります。
 黒のスラックス、ウイング・カラーのシャツに蝶ネクタイ、ベストを着たフォーマルなスタイルで登場。手にはタップ・シューズ。私達の目の前にそのタップシューズを置く仕草や表情に優しさが表れていて素敵です。やがて舞台が暗くなりMGM映画のシンボルマークが映し出されライオンが吠えるのですが、途中でライオンから長澤さんに代わる。
 黒燕尾服にステッキを持ちタップシューズを履いた彼が歌うは“トップ・ハット”なのですが、“招待状うけたその日から”の歌詞が懐かしい。1984年の宝塚月組公演『ザ・レヴューU』で剣幸さんが歌ったこの歌詞が私は大好きなのです。長澤さんのスタイルを前面に出したタップの振付も新鮮でした。続く傘を使っての“雨に唄えば”でのタップのステップの軽やかさが見もの。傘を扱うちょっとした振りも大切にしている様ですね。オリジナルの良さを裏切らない音楽のアレンジも華を添えました。
 ここで今回は裏方としてライブを支えている神崎順さんとキャプテンの浦野祥鷹さんが舞台に登場して長澤さんのお人柄や先日のラスベガスでのエピソードを楽しく語ります。
 さらに黒の衣裳を重ね着した長澤さんが“タップ・ダンスを踊りましょう!”という振りの入った歌を歌いますが、歌のお兄さんぽい明るさがこれまたよい感じでした。上に着ていた黒のジャンパーを脱ぐと、燕尾スタイルでありながら少しカジュアルな黒の衣裳で、ドラマティックなタンゴを踊ります。口に加えた赤い薔薇をサッと投げて淺野さんのもとに落ちたのでびっくりしました。後でその薔薇を見せてもらったら花びらに光るストーンが付いていました。細かい所にも気を使う方ですね。淺野さんもY'sの仲間も私もこのタンゴに釘付けでした。
 再びマイク片手にバラードを歌いながら今度は白い薔薇を最前列の女性に差し出していました。なかなか色気のある場面でそれも良かった!

 神崎順さんが今回のライブの為に書いてくださったという歌“今なら言える”には彼の名前、なが/さわ/のり/あきが歌詞として埋め込まれているのでした。神崎さんからの心のこもった素敵なプレゼントにじーんとしてしまいました。
 そして、フィナーレの“Sing Sing Sing”ですが、私みたいな古株には到底創作出来ない様なオリジナリティに溢れたアイデアと振付で客席を包みました。彼はタップの振付もどんどん良いものを残していって欲しいものですね。再び登場した主題歌の“SPLASH”での長澤さんの下手に引っ込むアクションに何故かお客さん大爆笑でした。

 これだけパフォーマーと客席が一体になったダンスの舞台って久しぶりです。25歳の若い長澤仙明さんのダンス人生のソロ・ライブの第一歩は成功だったと思いますが、今後どの様にダンス人生を進んでゆくのかは分かりません。ただ彼が強運なのは、神崎順さん、みすみ“Smilie”ゆきこ先生、尾崎力弥さんをはじめ沢山の先輩方に愛され導かれている事だと思います。初心を忘れずに精進して頂きたいと思います。
 そして、私が望むのはソロライブSecond、ソロライブThirdの開催であります。

 ライブ終了後、お客さん全員を見送っている長澤さんと記念写真等を撮り会場を後にしました。長澤さんの素晴らしいダンスを肴に、みなで美味しいディナーを楽しみました。
 おわり。

天野 俊哉



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