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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1494 穴田英明さんダンサー時代の勇姿
 先日、大宮のBOOK OFFで大量のビデオの棚を発見。
 今どきビデオなんて出会えるだけで新鮮ですよね。近づいてじっくり眺めてしまいました!ハリウッド映画のビデオは見当たらないけど、宝塚関連だと1996年に宝塚を退団した一路真輝さんのビデオが数本並んでいました。

 私が手に取ったのが
『I's First』(1998年)
 一路さんが退団した後に行った最初のコンサートだったかな?そして、私の頭のなかをあるダンサーの事が駆け巡りました!
 そうです!
 穴田英明さん。
 タップダンス・スタジオを持つ前、穴田さんはプロのダンサーだったのです。
 確か出演していたはず。
 懐かしくなって一か八かこのコンサート・ビデオを購入してみました。
 お店の外に出て、ビデオケースのビニールをバリバリ剥いで、中のライナーノートをチェックすると
 ありました。
《穴田英明》
 四人の男性ダンサーの一人として出演してました。

 この日は家に帰ると直ぐに上映会スタート。
 コンサート場面以外に一路さんの劇場入り、コンサートへの意気込み、公演前のボイストレーニング等の一路ファン向けの内容が盛り沢山。
 残念ながら、一部の一路さんがミュージカル・ナンバーを一時間近く披露する場面では、一路さんが衣裳替えに舞台から消えたあとを繋ぐ穴田さん達ダンサーズの場面がほとんどカットされてました。
 それでも二部のタンゴのナンバーはノーカットで収録されており、一路さんをエスコートする穴田さんが凄くハンサム。ソロのダンス・パートもあって嬉しくなりました。フィナーレで元気よく挨拶をする姿も懐かしい!
 一番のお宝は、本番を前に一路さんと穴田さんが振りの確認をしている場面で、一路さんにアドバイスをする穴田さんの今とあまり変わらない大人びた雰囲気に爆笑。
 ビデオにはコピーガードが入っているので若き日の穴田さんの勇姿を写真に収め皆様にお見せすることは出来ませんが。

 さて、次の土曜日に岩本町のTRBタップダンススタジオにうかがった時、スタジオの一角にある穴田さんのダンサー時代のパンフレットや舞台の台本をこっそりチェック。
『王様と私』
『ラマンチャの男』
『42ND STREET』

等に混ざって一路真輝さんの『I's First』もありました。台本もあったので香盤をチェックすると、間違いなく男性ダンサーズは一部ではフル回転、大活躍していたのですね。穴田さんによって、きっかけなどが細かくメモしてあり、貴重な台本であります。
 宝塚を退団した一路真輝さんはこの頃、初めてのエッセイを出版しました。このコンサートでの楽屋写真もたくさん掲載されており、穴田さん達男性ダンサーとのスナップ写真が素敵でした。現在この本は手元にありませんが、またいつの日か出会える事でしょう。
 昨年2017年の『東京リズム劇場』のショー・ナンバーで、橋爪麻美さんを肩の上に乗せる凄い技を見せてくれた穴田さんにはこんな華やかなキャリアがあったわけですね。
 勉強になりました!

天野 俊哉



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