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Vol.1447 NATIONAL TAP DAY 2018ハッピーエンド
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それは3月のとある日曜日、一通のメールが。RAG DANCE STUDIOのなつさんからだ!
『最後のナショナルの想い出に先生方みんなでフィナーレで歌いませんか?』との文面でした。
中々良い企画ではないか?
でも歌、苦手だな?とも思いましたが、なつさんも急ぐだろうから『もちろん賛同します!』と返信しました。
翌日にはなつさんから歌の歌詞が送られてきました。
4つのパートのどの部分を歌うのだろうか?
今回の企画に賛同した先生方は、敬称略で以下の方々。
佐藤昇、大高純子、杉浦ヒロ、倉形裕代、みすみ“Smile”ゆきこ、橋本祥、渡辺かずみ、藤川誠、嶋崎千束、淺野康子、アツ、なつ、天野俊哉の以上13名。
勇気ある先生方だ!
でも三郷でのリハーサルの時に生徒達とオーディションでしょ?
つまり「お前はヘタだからダメ」と判断されれば落とされるから大丈夫、とのんびりしていたら、どうやら無試験合格みたいな情報が。
私はその日、オーディションをしている部屋の前でしばし耳をすませて聴いていました。皆さん実にお上手!どうしよう?
その後、松本先生から歌詞カードを頂きそこには「日曜日夜の部藤川さんと」と書いてありました。リズム感抜群の藤川さんなら心強い!
淺野さんはみすみ先生と初日の土曜日にラストパートをデュエットしました。
そして日曜日昼の部が始まる前にフィナーレのリハーサルがありました。現在はY'sの一般タップ・ダンサーの位置付けなので、このフィナーレでは若者に紛れたり自由な場所で踊ってます。ところが、藤川さんは団体の代表者なので最前列でしかも限りなくセンターに近い。「天野さんマコちゃんの隣ね!」とマイク越しに簡単に言う松本先生。先生方をかき分けて並ぶけど、ここ目立つ!左隣の倉形先生には申し訳なくて申し訳なくて。後ろには200名以上のタップダンサー達がいるのに。
そして遂に千秋楽のフィナーレになりました。歴史あるNTDを最後を飾るのが自分の歌とはトホホ。
舞台袖でスタッフさんからハンドマイクを頂く。ズボンの後ろポケットには入らない位大きくて重いマイクでした。ずっと手に持つしかない。
私達の前の2グループは声のよくとおる子供達、そしてマイクを藤川さんとの間に持って何とか落ち着いて歌いきりました。
その後のタイムステップ振りもクリアしました。
一度緞帳が締まり、背の低い子供達が私達の前にならび直し再び緞帳が上がります。たまたま私の前にY'sの小学生メンバー恩田理加さんが立ちましたので嬉しい顔合わせになりました。
さて、ここで子供達の代表の女の子がナショナルのリーダーとして頑張ってきた穴田先生に花束を渡しましたが、もう泣いてしまっていて、それまで平静を保っていた最前列の先生方も彼女の涙に一気に連鎖してしまいました。
ロビー打ち上げの会場では、みすみ先生の音頭でナショナルを動かしてきた穴田先生、松本先生、富田かおりさんに花束や記念グッズのプレゼントをサプライズでしました。富田さんがみせた涙に再びつられてしまいました。
長い間本当にご苦労様でした。
天野 俊哉
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