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Vol.1445 NATIONAL TAP DAY 2018/4/21&22
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いよいよ初日を迎えました。毎年、呼ばれもしないのに朝イチで劇場入りしないと気がすまない天野。
わたくし、衣裳に着替えるのも早くて男性楽屋では、皆さんに緊張が走るそうです。今回も若手のASKA君が衣裳のシャツを着ようとしてるのを見た穴田先生「本番まで1時間あるよ」それに対し「天野さんがもう衣裳なんで落ち着かないんですよ」と。そばで聞いていた松本先生「これでも最近遅くなった方ですよ!」。
話は朝に戻ります。
穴田先生の第三次NTDになってから通うようになったのが、大門の上島珈琲店です。落ち着いた雰囲気で、スピーカーから流れるジャズが朝から心地好いのデスネ。アイスコーヒーのカップもガラスじゃなくて銅製なところが大人っぽい。
さて、九時近くなったので劇場に移動。カートを引いた方々が多いので観光客かな?と思いきや杉浦ヒロ先生がいらしたのでビックリ。さらにはばっちり舞台メイクです。そうか、ご自分の作品のリハーサルだったのですね。
韓国から見えた2チームの場当たりがまるで韓流ドラマみたい。私の両親がいたら凄く喜んだはず。
サスの照明をふんだんに使うSeoul Tap Starzの3人がバワフル。彼らの作品が好きで、楽屋も一緒だったのにお互い全く会話が出来ず残念。少しでも韓国語を勉強しておくべきでした。もう一方のTIME Tapdance Companyの皆さんは最終日のバラシ作業にまで参加かれてました。代表のMickさんは少しだけ日本語の分かる方でした。
そして始まりました初日の舞台。
会場ロビーにはY'sのインストラクター&有志の皆さんからの豪華なお花が飾られていてビックリしました。
どうもありがとうございました!とても嬉しかったです。
私は松本晋一先生振付の代表者ナンバー“Milestones”に出演させて頂きました。舞台には独特な模様の幕がセッティングされ音楽のムード創りに最大の効果を上げていました。旧友渡辺かずみさんと同じ舞台に立ったのは実に13年ぶりでした。絡みはありませんでしたがたくさん稽古が出来て嬉しかったです。もう最後かな?
淺野さん振付の映画『ラ・ラ・ランド』の曲“Another Day of Sun”ではカラフルな色のワンピースが華やか。
サス灯りから音楽が入りステップを踏み出すイントロから踊り続けるメンバーの姿に何度も涙ぐみました。
上手い振付だなぁ、よく稽古したなぁ〜と感心。
一人一人が前向きに稽古した成果でしょう。石井大輔さんの照明がマッチしてダイミックな振りをさらにパワーアップさせてましたね。お疲れ様でした!
私は本番中、自分の出番が終わるとフィナーレの衣裳に着替えて1部は2階から、2部は1階照明スタッフさんの横で見学をしましたが、まあ見事な舞台でした。どの団体もタップのレベルアップはもちろんですが、ステップの振付に加えフォーメーションをはじめとする舞台構成が見事だと思いました。大変魅力的なステップや振りも多く、私が作品を提供していた時代よりも何十倍も進歩してます。
各先生方の照明プランもコツを得て、照明さんとのコミュニケーションもよくとれていた様です。音楽も気持ちよく場内に響いており、文句なし。
お客さまに最良のタップダンスを提供する事が出来るスタッフ、キャストを育て上げた事が日本のナショナル・タップ・デー一番の成果だったのかも知れません。この日まで残られた代表の先生方に感謝をしたいと思いました。
何年かぶりにロビー打ち上げと代表者の先生方スタッフさんの打ち上げに出席させて頂きました。ARTN Companyの広布君とは初めてプライベートな話が出来たり、Y'sの仲間とも少しだけでしたがご一緒出来ました。
先生方との打ち上げは夜中まで続き、RAG DANCE STUDIOのアツさん、なつさん、まーさんと帰りの電車でご一緒しました。
まずは第三次ナショナル・タップ・デーの終了です。舞台のバラシ作業の時に大きな看板を廃棄処分せず、再びビニールをかけて劇場に預けましたのでまだまだ最後ではないのかもしれませんね。
※ Y's関係者以外の方の写真掲載は承諾を得ています。
天野 俊哉
↓バックナンバーもぜひご覧ください
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