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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.144 嵐 東京ドームコンサート
その日18時開演のコンサートに行くため、私は17時に大手町の職場を出て丸ノ内線に飛び乗り、後楽園の駅からは嵐のバッグを持った女の子たちの後を付いていき、17時30分には席にたどり着くことができました。

席は3階、メンバーの顔を肉眼では見えずとも舞台全体が良く見えます。
席の左隣には中学生の女の子2人組、更にその隣の20歳くらいの女の子2人組は胸に『相葉』と縫い付けてある白衣に着替え始めました。
もっと先の方には大野くん主演のドラマ『歌のおにいさん』のコスプレをした女の子。
右の席は1人分空いています(私は1人で観に行きました)。

17時50分ごろようやく右隣の席に50代くらいのおねえさんが1人でいらっしゃいました。
さあ、そろそろ開演です。私もドキドキしてきました。

18時5分ごろ、『感謝カンゲキ雨嵐』のアカペラから始まり「メンバーはどこっ?!」と探すと、ドームの天井の大きなバルーンに5人がぶら下がっています。
3階席なのに目線は正面です。ちょっと感動。
その後もバルーンが会場上を移動したり、大きいモニターが両側面に付いている5台のカートに1人ずつ乗り、各々の映像が映し出されたり。
ステージも動くし、乗り物も凝っているし。
正面にステージがありましたが、メンバーは常に会場中を動き回っていて私はオペラグラスをほとんど使わずに楽しめました。
噴水のイルミネーションや炎、大きなスクリーンではメンバーの幼少期の写真が映し出されるなど、ファンの喜ぶ仕掛けもたくさん。
スクリーンに歌詞が出ているのが、ファンもより一層楽しめますよね。

曲目もベストアルバムのシングル曲はもちろん、ファーストアルバムに収録されている曲など古い曲も何曲もあり、今になって生で聴けるなんてとっても感動。
曲数も、シングル曲はほぼすべて歌ったのではないか?というくらいのボリューム!!
しかしトークもしっかりとありました。

そして右の隣のおねえさん、彼女は1人で来ていたためどれほどのつわものなのかと思っていましたが、曲(歌詞)・振り・掛け合い、すべて完璧。
コンサートラストの、メンバー1人ひとりからのメッセージの場面ではハンカチを取り出して目元鼻元をずっと拭っていました。
コンサート開始時も実はウルウルされていました。
「感動をありがとう」の気持ちがとても伝わってきました。

しかし左隣の中学生たち、開演後なぜか私の方にどんどんくっついてきます。うちわを振り回します。うちわのエッジの部分が私の顔に当たりそうになるので、私も右手に持ったペンライトで何度か弾き返します。
それでも分かってくれない。
ついに私は注意しましたが、すみませんの一言も動く様子もまったくない。
そしてコンサート終了後、中学生2人組は規制退場をまったく無視してさっさと帰っていきました。
ほとんどのファンはマナーをしっかり守っていますが、最後までみんなが良い気分で終わるためにもファン1人ひとりの意識が大切ですよね!

ところで、次にY'sの発表会に出演させていただく際に私たちの教室のメンバーは嵐の曲で踊るかもしれません!
これを読んでくださって、次回の発表会に来られる方、よかったら私たちの嵐も見てみてくださいね。

長文失礼しました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

紺野






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