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Vol.1405 HAND-CLAP DANCE GYM発表会A
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江戸川区の総合ダンス・スタジオの老舗とも言うべきハンドクラップ・ダンス・ジムの発表会が江戸川区総合文化センターにて、約4年ぶりに開催されました。
映像と写真による稽古風景に続いて、いよいよオープニングです。
今回は前から10列目という事で、ステージ頭上にぶら下がっている照明機材までが良く見えたのですが、まあ実に素晴らしい造りの舞台でした。モチロン石井大輔さんというベテランの照明スタッフさんの存在は大なのですが、アーバンプラザとは違う、違い過ぎる!というのがまず第一印象。
苦労して振付したダンス作品を、汗を流して稽古したダンスをこれだけの会場で披露出来るなんて!ね。
1部の前半は、HIPHOP、LOCK、ストリート・ダンスを中心にクラシック・バレエまでバラエティに。
7曲目に加藤忠さん振付“Come and Try My Dixie Biscuit!”が登場しました。
私、この曲知りませんでした。いかにもルイ“サッチモ”アームストロングを連想させる男性ボーカルが入るのですが、ホント初めて聴きましたね、これ。
先ずは、小学校低学年位の男の子二人が舞台センターでタップを踏み出す!ソフト帽にシックな背広を着ているあたり、加藤さんらしい。しかもインナーのシャツの色は変えていたりして。やがて、入れ替わって中学生位の背の高い男の子が登場して難しいステップを踏む。気合いの入った動きで頼もしい(彼、この発表会では他にも2部のHIPHOPに登場してました)。最後は3人での遊び風フォーメーションで楽しそうでした。
加藤さんの振付はもう1つ、中学生位の女の子デュエット“Deine Augen Deine Lippen”がありました。背景が大黒になり、白燕尾服の2人が踊り出した時も、照明ばえする舞台だなぁ〜と思いました。あくまでも自分の作品レベルに生徒を上げる!という加藤さんらしい、クオリティの高い作品でした。
そうそう、生徒さん中心の第1部には藤崎光代さん振付作品は“月天心”の1曲だけ、しかも日本語の歌が入るJ-POPも確かこれだけでした。グリーンの衣裳によるよく鍛えられた女性ダンサー7名によるドラマティックな作品でした。藤崎さん振付作品が出てくると発表会の枠を飛び越えて公演になってしまいます。
さて、小岩アーバン・プラザ時代からの定番、第一部のラストはハンドクラップ名物のエンタメ・ナンバー。「ダンスしようよ♪」なる場面では、縫いぐるみの犬と猫が登場するのですが、その犬の声が何と松本晋一さん。なるほど松本さんの台本なんですね、ここ。
やがて、小さな女の子2人が元気よく登場して、キグルミと可愛く踊り、中割が開くと沢山のダンサー達が踊ってます。マクドナルドの店員さんの衣裳の女性がいたり町中の様々な人物が登場しており、下手には青いベレーを被った店員風衣裳のAkkinさんが楽しそうにバック・ダンサーをつとめていました。ハンドクラップのショー・ナンバーを見ながら緞帳が下り、休憩になります。
今回のプログラムを見ると、ショー・ナンバーの多くは第2部の様です。楽しみだ。
つづく。
天野 俊哉
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