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Vol.1393 もうすぐ生誕100年アイダ・ルピノ&パティ・アンドリュース〜関係の無い二人
 映画女優のアイダ・ルピノと歌手のパティ・アンドリュース。
 《1918年2月生まれ》が、たったひとつの共通点。
 同じ時代に活躍したお二人ですが、共演作品などは見つかりませんでした。

《アイダ・ルピノ》
 10代で映画デビュー、1940年代のワーナー映画のヒロインとして活躍。
 名優ハンフリー・ボガートの出世作として有名な『ハイ・シェラ』でのルピノはトップ・ビリングになる程の実力でしたが、あくまで男優主義のワーナー映画の専属女優だったので良い役、良い作品には恵まれませんでした。
 そんななかでは、学生時代テレビの深夜劇場で観た『Escape Me Never』というエロール・フリンと共演したドラマで、アコーデオンをひきながらルピノが歌う場面が印象的でした。歌と言えば、ワーナー映画のスター達が勢揃いしたミュージカル映画『Thank Your Lucky Stars』では、同じくドラマ女優のオリビア・デ・ハビランドと奇妙な振付で歌い踊ってました。衣裳だけは年相応な可愛い衣裳でしたね。
 今日、アイダ・ルピノがハリウッド映画史に名を残しているのは女優ではなく、女性監督としてであります。ワーナー撮影所の殺伐とした空気に慣れていたせいか、ルピノ監督作品は『ヒッチ・ハイカー』の様な、えらく男臭くて土臭いものでした。残念ながら私は2作品しか知りませんが、生涯40作品も監督したそうです。

《パティ・アンドリュース》
 パティは、2人のお姉さんとアンドリュース・シスターズとして大活躍しました。
 橋爪麻美さんと縁のある“素敵なあなた”を最初に歌い、ヒットさせたヴォーカル・グループであります。さらに、アンドリュース・シスターズの人気を後押ししたのが第二次世界大戦でした。アメリカのGIの人気は物凄く、映画・ラジオ・レコードの世界でナンバーワンの存在になりました。
 私は彼女達のレコードやCDは1枚もありませんが、ユニヴァーサル映画で出演した10本近いミュージカル映画は全部持っています。人気コメディ・チームのアボット&コステロ主演『凸凹二等兵の巻』で歌った“ブギ・ウギ・ビューグル・ボーイ”が最大のヒット曲です。3人とも決して美人ではありませんが、背が高くて、肩幅が広くて、軍服が似合い、ジルバが上手く、アクの強いアメリカ人好みの女性で、特にパティはスターでした。代表作は、ハリー・ジェームズ楽団と主演した1942年製作の『Private Buckaroo』でしょうか。
 アンドリュース・シスターズのスタイルは、現在に至るまで様々なグループに何度もコピーされて来ましたが彼女達の強烈な個性を上回るグループは出ていません。
 パティ・アンドリュースはつい最近、2013年94歳まで長生きしました。

天野 俊哉


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