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Vol.1385 生誕100年〜私達をお忘れね!
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今年の生誕シリーズでは、1917年に生まれた世界の芸能人を取り上げてまいりましたが、残念ながらご縁の無かった方も多くおりまして、今回はその皆様をまとめてご紹介してしまおう!というムリヤリな企画でございます。
アン・ラザフォードさんが女優としては小粒だったのに、結婚相手のプロデューサーのウィリアム・ドジャーが《ブルース・リーを発見した有名人》なるエピソードは記憶に新しいところ。1917年生まれの彼女たちが冴えないキャリアの後に、どんな男性と結婚したのかを書いてゆこうかと。
《ジューン・ラング》
最初に登場いたしますジューンさんは、1934年に17歳でハリウッドデビューした早熟な女優。
ローレル&ハーディ
シャーリー・テンプル
W・C・フィールズ
エディ・キャンター
ら、1930年代を代表するスター映画のヒロインをつとめましたが、全く顔を思い出せない私。
代表作はジョン・フォード監督、シャーリー・テンプル主演『軍使』。
1940年にジョン・ロッセーリなる男性と駈け落ち結婚。これがマフィアのボス。映画会社からあっさり解雇されてしまいました。
ジューンさんはその後、ボスと離婚し90歳近くまで長生きしましたが、ボスの方はフロリダの海にセメントづけでお亡くなりになったとか。
次!
《アデル・ジャーゲンス》
バーレスクのストリッパー出身の長身の美人。B級の映画でくすぶっていたアデルさんを、ジューン・ラングさんと結婚して、のちに離婚したマフィアのボス、ジョン・ロッセーリが目をつけ、「この娘を何とかしろ!」とコロンビア映画会社に売り込んだ?
マフィアのご機嫌を取るため、仕方無く上映時間60分たらずの軽いミュージカル『コーラスの娘たち』にアデルを主演させることに!この時、アデルさんの娘を演じた無名の脇役女優がマリリン・モンロー。現在では、マリリンのお陰で物凄く有名な映画になりましたが、何時からか主演マリリン・モンロー助演アデル・ジャーゲンスとなってしまいました。
その後、SF映画ファンには有名な俳優のグレン・ランガンと幸せな結婚しました。
次!
《フェイ・エマーソン》
1940年代はじめからワーナー映画で助演女優を。
『大雷雨』
『ブルースの夜』
『虚栄の町』
『空軍』
『目的地は東京』
『霧の中の戦慄』
『ハリウッド玉手箱』
等は観てますが、全く記憶に残っておりません。
やがて、フェイさん第2次大戦のヒーローとして知られたエリオット・ルーズベルトと結婚。これがアメリカ合衆国32代大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルトの息子だった!
おわり。
天野 俊哉
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