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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1376 2017Y's発表会〜継続は力なり@
 今回、Y's発表会にはたった1曲での参加だったので仕込み、リハーサル、本番、バラシ、打ち上げまでの全てを客観的に見せていただきました。
 皆さまがご覧のホームページのインストラクター集合写真も何年かぶりに撮影し直して頂いたので、現在のY'sTap Dance Partyがどの様な顔触れで活動しているのか?じっくり見ていただけるかと思います。
 淺野康子さんをリーダーとする押田、阿部、橋爪、天野のいわゆる五人衆は、歳だけは取りましたが相変わらず元気でおります。
 ありがたや。

 淺野さんが“Sing Sing Sing”で「生徒さんの代役で踊ります!」と言ってたのにいつまでたっても登場しないので、また出トチりか?(これ秘密)と思いきや後列下手の一番外れでニコニコ踊っていました!
 淺野さんは、“ラ・ラ・ランド”のナンバーでY'sメンバーの子達をガッツリ踊らせてましたが、続く“Sing Sing Sing”のセンターに大さん、実方さん、佐藤さん、渡部さんがいるのを見て、驚くと同時にメンバーを二つに分けられるまでメンバーが育ったのだな、と感心しました。隣で見ていた橋爪さんもそう思ったそうです。
 ここの2曲構成は成功しましたね。

 阿部さんのお弟子さんの富永美智子さんの自作自演のタップソロもすっかりお馴染みになりましたが、やはりSMAPの曲を使った事で注目度は高かった!淺野さんは「見ていて涙が出た」と感想を述べてました。
 師匠の阿部さんは、見事な“Cute”メドレーを振付しました。指導力の高さを感じさせる作品でしたが、一番上手でステップを踏む女性が上手いので受付のモニター観ながら誉めると「天野先生、それ(秦)香織ちゃんですよ」。
 その場にいた皆からゲラゲラ笑われました。

 そんな阿部さんの十八番でもある“Cute”を、同じ舞台でチャレンジしたのがSAORIさん。自分の生徒さんと物怖じせず貫いた度胸はお見事でした。

 阿部さん橋爪さんが全く踊らなかったのは凄く残念な事でした。特に阿部さんのソロ・タップはY's公演以来見ていないのです。
 そんな中で押田君がタップリ2曲も踊ってくれたのは嬉しかった!女性4人をエスコートして踊る“Let's Get Lost”ではテンダリーな押田マナーがあちこちに。幸せな生徒さん達ですね。もう1曲“クレオパトラの夢”では、バトンの得意な井上明日香さんを押田君とベテランの伊藤千恵子さんがしっかりフォロー。生徒さんの才能を引き出し、振付に取り入れ、さらにパワーアップさせた押田君らしい作品でした。
 “ハリーポッターと魔法の靴”と“タップトラベル”は押田君らしく小道具や構成にこだわった力作でしたね。

 多分、選曲や衣裳で毎回苦労してるであろう橋爪さんですが、“Charleston”での黄色のラメの衣裳は舞台ばえする良いものを選びました。また、ディズニー音楽で有名な“Friend Like Me”にカッコいい系ジャズアレンジの演奏のものを選んだあたりセンスの良さを感じました。男性の生徒さんをフューチャーしたロシア3人娘が歌う“素敵なあなた”も自然な振付で無理がなかったです。
 以前の様に生徒さんの助っ人で華やかなダンスを見せてほしいものです。

 今回はジャズダンスYUKIさんの作品も、リハーサルから本番までしっかりチェックさせて頂きました。蛍光シャツでの“Hot Pink”で生徒さんの後ろあたりで黒のシャツを着て踊っていたメチャうまい小柄な二人がYUKIさんとお弟子さんの小嶋さんでした。椅子を使った大人っぽいムードも成功していましたし、オープニングを飾るジャズ・メンバーも生かされていました。タップダンスがメインの発表会ではありますが、YUKIさんの才能を発揮できた舞台でした。
 つづく。

天野 俊哉


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