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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.137 映画「ザナドゥ」のメイキングとスペシャル番組を見つけました
今年、ブロードウエイ・ミュージカルとして華々しく来日した「XANADU」。オリジナルは1980年オリビア・ニュートンジョンとジーン・ケリー主演で作られたミュージカル映画で、DVD発売されています。
私が初めてLA旅行をした時、ちょうどこの作品がハリウッドの中心部、スターの手形、足形がたくさん残されているグローマンズ・チャイニーズ・シアターで上映されており、何度も観に行きました。とても思い入れのある作品です。
先日、よく行く店で目についたオリビアのブードレッグ盤DVDに、何とこの「ザナドゥ」のメイキング映像が収録されており、すぐに購入しました。残念ながらジーンのダンス振付シーンなど観たかったものはありませんでしたが、オリビアを中心とした撮影風景がたっぷり。当時68歳だったジーンが元気良くインタビューに答えております。
このDVD「Definitive Video Collection」は、1972年から1992年までにオリビアが出演したTVショーやコンサートを集めたもので、クリス・リチャード、エルトン・ジョン、ティナ・ターナー、カーペンターズとの共演シーンもあります。
想定外だったのが「ザナドゥ」が公開された1980年のTVショー「Hollywood Nights」(約50分)で、ジーン・ケリーがゲスト出演してジョークを飛ばしたあと、オリビアと「ザナドゥ」の中のダンス(なぜか曲は別のものを使用)をデュエットしています。とてもダンディーなジーンに拍手。オリビアといえば“Physical”の大ヒットが有名ですが、1981年来日した時に出演したフジテレビ「ミュージック・フェア」が笑えます。オリビアの後ろで踊っている日本人の男性ダンサー8人は、皆レオタードにレッグ・ウォーマー、ヘアスタイルは当時のジャニーズ・ヘア、さらに振付が変なので相当ダサイです。ギャラクシーとかダンディーズといった素敵なダンサーがたくさんいたのに、どうして彼らが集められてしまったのでしょうか?
1991年に来日した時に出演した、日本テレビのチャリティー「24時間テレビ」の映像では、歌よりもインタビュアーをつとめた西田ひかるさんの流暢な英語に感心しました。オリビアのファンならずとも、かなり楽しめるDVDです。4枚組で収録曲100曲以上、収録時間8時間でたったの\3,980です。

ブードレッグ盤とは?
私家盤、プライベート盤、海賊盤など、さまざまな意味を持ちます。先日、タップダンスのドラマ「昨日、悲別で」のDVDを紹介しましたが、メインは海外アーティストのコンサートもの(国内アーティストのものは取り締まりが厳しいので扱えないとのこと)。オリビアのDVDには、アメリカやオーストラリアだけでなくヨーロッパやアジア(日本他)での映像までしっかり収録されています。こうしたパーフェクトなDVDやCDを求めてやって来るのはファンだけでなく、アーティスト本人までもが買いに来ると言うのは有名な話です。新宿の某専門店には、レッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジが来店(2009年)した時の写真とサインが堂々と飾ってあります。面白いですね。

天野 俊哉






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