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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1326 Y's発表会へ秒読み開始!最終回〜ミュージカル映画の世界
 さて、最終回は、我らがリーダー淺野康子さんのミュージカル映画の振付作品ですね。

「ヘア・スプレー」
 淺野さんのジュニア・クラスで振付しているのが
“The Nisest Kids in Town”
 映画「ヘア・スプレー」からの曲だと聞いた私は「待ってました!」とばかりに押入れから「ヘア・スプレー」のビデオを出してきて早速上映会を開きました。カルト監督のジョン・ウォータース作品にしては大人しい。この作品の撮影終了後すぐに亡くなったディヴァインも普通の演技だし。でも、ダンス場面は弾けてるし、何といっても主役のトレイシーがいい。でも、映画は終わりましたが、その曲は出てこなかった!
 私が観た「ヘア・スプレー」は1988年に製作されたオリジナル版で、淺野さんが使うのは2007年に再映画化されたミュージカル版なのですね。再び押入れから「ヘア・スプレー」の、今度はDVDを出してきて上映会を開きました。テンポの悪さと女装したジョン・トラボルタの気色悪さを除けば結構楽しめました。
 華やかな曲が淺野さんらしい!戸塚スタジオジュニア達の踊りが今から楽しみです!

「ラ・ラ・ランド」
 凄いな!と思うのが「ラ・ラ・ランド」の映画を観て、それほど感動もしなかった人が、「ラ・ラ・ランド」の音楽で振付をしてしまう事です。
 バラしてしまおう!松本晋一さんと淺野さんです。
 松本さんは
「音楽は良いんですよ!」
と言ってましたね。
 NTD2017の東京リズムボーイズの演目で2曲編成の振付をされていました。ご記憶の方もいらっしゃるのでは?
 淺野さんはツイッターで
「何だろう、ミュージカル映画だというのにこのずっしり感は?」
とつぶやいていました。
 その淺野さんが今回使うのは
“Another Day of Sun”
で、この作品で最もお金と時間をかけたミュージカル・ナンバーの曲。
 お時間のある方は、YouTubeでこの曲名を検索してみて下さい。
 《JIMMY FALLONs GOLDEN GLOBES COLD OPEN》もしくは、それに近いタイトルを見つけてください。2017年のゴールデン・グローブ賞のオープニングに流れた映像なのです。有名な「トゥナイト・ショー」の司会者として知られるジミー・ファロンが見事な「ラ・ラ・ランド」のパロディを魅せます!
 オススメします。

「恋の骨折り損」
 「ON STAGE 2017」のオープニング・ナンバー用に淺野さんが選んだ曲は、ミュージカル映画「恋の骨折り損」のサントラ盤からとは実に深い。もう20年近く前に上映された作品で、私は何故か劇場で観ました。シェークスピア俳優のケネス・ブラナーが歌って踊るのですが、ケビン・スペイシーやリチャード・ギアのダンスよりもはるかに上手かった!
 また、使われている音楽の多くはフレッド・アステアの映画からのもので、音楽のアレンジが素晴らしかった!
 そして、ハリウッド・ミュージカル時代を彷彿とさせたのが、テクニカラーの色彩と女性の鮮やかな衣裳でした。
 なかなかテレビ放映もされないし、DVDも持っておりませんが、ミュージカル映画ファンには絶対オススメの作品です。

 さあ!あと3ヶ月。Y's発表会へ秒読み開始!
 お稽古頑張りましょう。

天野 俊哉



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