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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1318 Y's発表会へ秒読み開始!〜偉大なルーティン曲
 淺野康子さんが“カナダの夕陽”を使うらしい!
 「よく覚えてますね」
と私。
 「橋爪先生に教わりました」
と彼女。
 そう、難しい踊りですよね。“カナダの夕陽”は。

 1956年のヒット曲のひとつで、オーケストラ演奏もあれば、アンディ・ウィリアムスやディーン・マーティン、パット・ブーンら当時の人気歌手によっても歌われました。
 現在、私達が知っている演奏は、残念ながらその演奏者が不明であります。
 日本でもよく知られるジャズ・ピアニスト、ビージー・アデールの演奏による“カナダの夕陽”(3分35秒)がタップの練習用に向いてると思います。

 佐々木隆子先生のスタジオに入門して最初に習うのが、ルーティンと呼ばれるタップ・ダンスの振付の数々で、弟子である私達も現在に至るまでこのルーティンを継承しております。
 ワルツ1&2
 ティーフォートゥー
 ソフトシューズ
 スローバック1&2
 ビューティフルモーニング
 ファストバック
 スワニーリバー

 そしてカナダの夕陽
 私が入門した1981年頃は、ざっとこんな感じでした。
 やがて、
 42ndストリート
 雨に唄えば
 サムバディラブズミー
 ジャストインタイム
 パパはマンボがお好き

等、先生が来日ミュージカルに刺激を受け振付したり、イベント用に振付した踊りがルーティンの仲間入りをしました。
 私の先輩方や阿部久志さん後輩のみんなは当然の事ながら、このルーティンを大切にして、ステップからリズムまできちんと踊ってきましたし指導してきましたが、ひねくれものの私はことごとくルーティンを分解してきました。つまり、曲を変えたりしたのですね。
 あげくはルーティンをやらずに自分の振付ばかりを指導したりしました。

 かつて、私が指導していた吉祥寺教室の子供達を隆子先生の最後のリサイタルに参加させた時の事。
 「私はティーフォートゥーが最初だったの!」
 「ワルツから習うのが普通だよ!」
 「そう、ワルツの次がティーフォートゥーだもん」
 佐藤昇先生や倉形裕代先生、淺野康子さんに習っている子供達が、上にあげたワルツからファストバックまで自分が習ってきた曲名をあげて行く中、私の生徒だけが
 「えっ、私達はメリーポピンズの次がキッスポルカで、次がこんぴら船ふねで、次が12番街のラグだったよねぇ」
と、ポカンとしていて可哀想でした。
 肩身の狭い思いをさせてしまいゴメンね。
 その時初めて
 「この子達にキチンとルーティンを教えるべきだった!」
と罪悪感を持ちました。少し反省しました。

 そんな私も、永遠に40歳の隆子先生を飛び越した辺りから、このルーティンに対する考え方が大きく変わってきました。
 もう40年近く踊られ続けているルーティンて凄いな!と。
 まだタップを初めて日の浅い生徒さんに私達が教えているのがルーティンですからね。ホント《偉大なルーティン》ですよね。
 “カナダの夕陽”楽しみにしております。

天野 俊哉



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