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Vol.1237 書店で買えるフレッド・アステアのミュージカル映画DVD BOX そのA
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その@では、1930年代のアステア&ロジャース作品を取り上げましたが、ここからは1940年代初頭の作品です。ジンジャー・ロジャースとのコンビを解消したアステアが、ハリウッド・ミュージカルを代表する美人スター達と共演してゆきます。
3 「踊るニュウヨーク」
ハリウッドで最高のミュージカル映画を製作していたMGMに招かれ、タップの女王エレノア・パウエルと共演。
もうこの作品だけで¥1800の価値あり!
男性ダンサーのジョージ・マーフィとのステッキを使ったオープニングからフィナーレのアステア&パウエルの“Begin the Beguine”まで全てのナンバーにタップ・ダンスが登場。
4 「セカンド・コーラス」
ビッグ・バンドの全盛時代、常に新しい物を追求するアステアは「スイング・ジャズをバックに踊りたい!」と、人気ナンバー・ワンのアーティ・ショウ楽団と競演。
チャップリン映画のヒロインとして有名なポーレット・ゴダードとタップ・デュエットもしました。
軽い作品ですが、コメディ作品として楽しめます。
5 「踊る結婚式」
コロムビア映画の大スター、ラテン系の美人リタ・ヘイワースと共演。アメリカが第二次大戦に参戦した頃の作品。ダンス教師が陸軍に入隊するミュージカル映画。優雅なムードを排除し、ブギウギの音楽やジルバ・スタイルの振付にチャレンジするアステアはお見事。「踊るニュウヨーク」と共に私の大好きなアステア映画です。
6 「晴れて今宵は」
コロムビア映画でのリタ・ヘイワースと再共演作品。
アステアよりもリタ・ヘイワースのロマンティックな夢物語にウェイトを置きました。映画が始まって40分待たなければアステアがタップを踊りません。人気ラテン楽団ザビア・クガートの演奏でアステア&ヘイワースが歌い踊る“Shorty George”が楽しめますが、何となく物足りなさが残る作品ですね。
つづく。
天野 俊哉
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