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Vol.1235 生誕100年セレスト・ホルム〜4番目の女
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何てお下品なタイトルでしょう!
4番目の女なんて!
1947年アカデミー助演女優賞に輝く名優であるセレスト・ホルム、しかも生誕100年の記念すべきコラムのタイトルがこれですか?
まあいい。
今回の主人公セレスト・ホルムさん、映画スターにとって大切なビリングを代表作から挙げると
「上流社会」
ビング・クロスビー
グレース・ケリー
フランク・シナトラ
★セレスト・ホルム
「イヴの総て」
ベティ・デイビス
アン・バクスター
ジョージ・サンダース
★セレスト・ホルム
「紳士協定」
グレゴリー・ペック
ドロシー・マクガイア
ジョン・ガーフィールド
★セレスト・ホルム
「The Tender Trap」
フランク・シナトラ
デビー・レイノルズ
デビッド・ウエイン
★セレスト・ホルム
他にも沢山の出演作品がありましたが、いずれもこんな感じでしたね。偉大なる助演女優さんなのですね。
不幸だったのは、以前も触れましたが、テレビ映画の大幅なカットでした。物語の狭間に登場するセレストさんはよくその対象になりました。先に挙げた私の大好きな「イヴの総て」も、セレストが作品の要の役柄である事を知ったのはビデオで観た時でした。
ブロードウェイ史上最も有名なミュージカル作品のひとつ「オクラホマ!」で脚光を浴びましたが、ここでもカーリー、ローリー、ジャドに次ぐ4番目の主要キャストアニー役。20世紀FOXと契約した当初はミュージカル映画出演でしたが、直ぐにドラマに転向して話題作「紳士協定」でアカデミー賞を受賞します。
MGMミュージカルの名作「上流社会」では、フランク・シナトラと“Who Wants To Be A Millionaire”をデュエットしましたが、別にセレストさんでなくても良い様な平凡な役でした。が、現在YouTubeでセレスト・ホルムを検索すると多くのテレビ・ショーでこの曲を披露しているところを見ると、彼女のテーマ曲になっているのかも知れませんね。
今回は1917年4月29日生まれのアカデミー賞女優セレスト・ホルムを取り上げました。
天野 俊哉
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