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Vol.1232 すべてがタップ・ダンスというライブ〜「BE CRAZY」前編
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暖かな春の日の午後
加藤忠さんのタップ・ダンス・ライブ会場に向かっていました。
ノイヴァインシュタイン?
18世紀のバイエルン王ルートヴィヒ二世。
狂王と呼ばれたルートヴィヒ二世が道楽で建てたお城の名前がノイヴァインシュタイン。
加藤忠さんとルートヴィヒ二世は、ある意味《クレイジー》な部分が共通点ではありますが、それはどうでもよい。
実は私、このライブのチラシを持っていなかった!
不鮮明なスマホ画像をチェックしながら会場に向かいながら、会場がノイヴァインシュタインとは、しかもお城とは関係がない事に気付きました。
遅い!
フランケンシュタイン?
あっ、シュタインだけ。
そう、グラムシュタイン。
お洒落なネーミングですね。
ところが、到着してみると表看板からして中世ヨーロッパの雰囲気がお出迎えでした。鉄柵階段には赤い絨毯が敷いてある。天井には不釣り合いなシャンデリアまである?
まさにグラムシュタイン!
よくわからない。
驚いたのはそれだけではない。すでに4人の女性がその階段に並んでいる。しかも先頭は我らが橋爪麻美さん。
さて、今回のライブは「2014年の東京リズム劇場」での“Night and Day”で初めて顔をあわせた加藤忠、森田洋輔、Akkinの3人の若者?が「僕たちも、いつか3人でライブをひらこうね♪」と、語ったかどうかは知りませんが、コツコツ時間をかけ、ついに夢が叶った!そんなライブなわけですね。
ウ〜ン感動。
思えば当時、3人の稽古場を訪ねた事がありました。とても息の合った、初顔合わせなのに一体感があり、3人ともキラキラと光っていましたね。
今回は、加藤さんの盟友である成川直人さんを招いての心強い開催となりました。
私が初めて加藤さんと成川さんのタップ・ダンスを見たのが、確か「2003年のナショナル・タップ・デー」のリハーサル会場でしたが、そのガッツリとタップを踏む姿勢に圧倒されました。東京リズムボーイズのお二人とは、また違った魅力を感じたものです(若き日の加藤さんは結構尖っていました!)。
その後、私は成川さんのタップを見る機会が全く無かったので、このコンビは私の中では伝説になっていたのですね。
すみません!大いに脱線しました。
もとい。
グラムシュタインに!
本舞台に加え、花道まで作るあたりがいかにも加藤さんのこだわりを感じます。
私は最前列の外れに橋爪さんと着席しました。目の前にはワイヤレス・マイクが置かれています。
喋るんだね。
音楽はピアノ、ベース、ドラムのお三方。
さて、セットリストに目を通すと11曲のタイトルが。
これで75分のライブを。
しかもタップ・ダンスだけで?
凄すぎる!
後編につづく。
天野 俊哉
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